まさかの「２夜連続ミラクル」に日本代表デュオも感嘆の声を上げた。
 
　水曜日にアムステルダムで開催されたチャンピオンズ・リーグ準決勝第２レグ、アヤックス対トッテナム戦。オランダの名門が幸先良く２点を先行してトータルスコアで３－０とし、北ロンドンの雄を猛烈な圧力を掛けたが、後半に世紀のどんでん返しが起こる。トッテナムのルーカス・モウラが鮮やかに２点を決めると、アディショナルタイム５分にも劇的弾をねじ込んでハットトリックを達成！　土壇場で２戦合計３－３に持ち込み、スパーズがアウェーゴールの差で決勝行きを掴み取ったのである。
 
　前日には同じ準決勝第２レグでリバプールがバルセロナを相手に３点差を逆転しており、世界中が連日の快挙に驚愕した。
 
　これにすぐさま反応したのが、ガラタサライの日本代表DF長友佑都だ。自身のツイッターで「チャンピオンズリーグって何なん？　ドラマありすぎ。2日連続でやばい試合見たわ。フットボールさん怖いよ。苦笑」と呟く。するとこれを、ベジクタシュ所属のMF香川真司がリツイート。「いやーヤバイな！笑　フットボールさん。笑　寝れそうにない」と綴った。

 

　イスタンブールで暮らす両雄は火曜日にも、長友が「リバプール凄すぎ。感動したわ。フットボールさんどんだけ心震わせてくれるんや。。」とツイートし、香川も「リバプール、本当に凄い試合やった」と共鳴していた。ＣＬ出場経験が豊富な歴戦のコンビも、さすがに興奮を隠せない。
 
　２夜連続のミラクルに感化されただろう両選手。トルコ・シュペルリギで優勝争いを演じているガラタサライとベジクタシュにあって、今週末もそのハイパフォーマンスに期待がかかる。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部