「難しい決断だった」アトレティコの闘将ゴディンが涙の退団会見!インテル移籍へ

2019年05月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

契約延長交渉がまとまらず…

ガビが去った今シーズンは腕章を巻いたゴディン。その気迫漲るプレーもリーガでは見納めに。(C)Getty Images

 9シーズンを過ごした、愛するクラブをついに去ることを発表した。

 5月7日、アトレティコ・マドリーのキャプテン、ディエゴ・ゴディン(33歳)が正式に退団を発表した。

 2010年夏にビジャレアルから移籍したきたウルグアイ代表のCBは、瞬く間に定位置を奪取。12年1月に就任したディエゴ・シメオネ監督の下でDFリーダーに成長し、エアバトルの強さと気迫溢れる守備を武器に欧州屈指の堅守を支えた。

 2013-14シーズンには、優勝を懸けたバルセロナとのラ・リーガ最終節で、値千金の同点弾をヘッドで叩き込むなど、18年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。

 だが、今シーズンに入り、19年6月で切れる契約の延長交渉がまとまらず、シーズン終了後の退団が確定的なっていた。まもなく、入団が内定しているインテルへの移籍が正式に発表されると見られている。
 
 退団会見でゴディンは、涙を流しながらに次のようなメッセージを送った。クラブの公式ツイッターが伝えている。

「私のキャリアの中で最も美しいサイクルであり、ステージだった。それは終わってしまうけど、このクラブの歴史の一部であったことを誇りに思う。

 アトレティコは私の家族であり、ここは私のクラブだった。だから別れを告げるのは非常に難しい決断だった。心から楽しめたし、みんなに感謝したい」

 リーガは残り2節。アトレティコで通算380試合に出場し、26ゴールを挙げたレジェンドの雄姿が見られるのも残りわずかとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

次ページ【PHOTO】ゴディン退団会見での貴重な集合写真はこちら!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事