マンCが72億円でポルトガル代表MFの獲得間近! ユーベやパリSGとの争奪戦を制す?

2019年05月07日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ここ1、2年で得点力が一気に向上する。

マンチェスター・C入りが目前となっているB・フェルナンデス。(C)Getty Images

 マンチェスター・Cが今夏最初の補強に迫っているようだ。現地時間5月6日、『スカイス・イタリア』の移籍専門記者であるジャンルカ・ディ・マルツィオ氏などが、スポティングに所属するポルトガル代表MFのブルーノ・フェルナンデスとの交渉が大詰め迎えていると報じた。
 
 移籍金は5500万ユーロ(約72億円)で、本人とは2024年までの4年契約を結ぶ見込みだという。
 
 現在24歳のB・フェルナンデスは、18歳でポルトガルのボアビスタからイタリアのノバーラに引き抜かれ、12-13シーズンにセリエBでプロデビュー。その後はウディネーゼとサンプドリアを経て、17年夏からスポルティングに渡った。
 
 すると、まさに大ブレイク。ポルトガル・リーグMVPとヨーロッパリーグのベスト11にも選出された昨シーズンは公式戦通算で16ゴール・20アシストを記録し、今シーズンはここまで31ゴール・17アシストを挙げる。元々は「マヌエル・ルイ・コスタ2世」と謳われるパサータイプだったが、得点力の向上が明らかだ。
 
 この活躍で移籍市場での人気もグイグイ高まり、ユベントスやパリSG、ミラン、マンチェスター・U、チェルシー、リバプールなど錚々たるメガクラブが関心を寄せていたが、マンチェスター・Cが先手を打って獲得に漕ぎ着けるか。
 
 得意なポジションはトップ下とインサイドハーフで、4-3-3システムのマンチェスター・Cではインサイドハーフが主戦場になるか。今シーズンは怪我がちとはいえケビン・デ・ブルイネという超ワールドクラスを擁し、サイド兼用のベルナルド・シウバに中央で使える目途が立ったとはいえ、33歳のダビド・シルバは年齢的にフル稼働が難しく、イルカイ・ギュンドアンには今夏退団が囁かれる。獲得決定となれば、B・フェルナンデスは大きな戦力になるだろう。
 
構成:ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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