ついに堪忍袋の緒が…ジダンがベイルら3選手を「戦力外」に!監督室に呼び出し非情の通告

2019年05月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「最終テスト」にパスできず…。

ジダン監督から構想外を伝えられたとされる(左から)ベイル、ダニ・セバジョス、M・ジョレンテ。今夏の退団が決定的に。(C)Getty Images

 今シーズンは無冠に終わり、今夏の大刷新を目論むレアル・マドリーが、ついに人員整理に着手し始めた。

 5月6日、スペイン紙『Marca』が報じたところによると、ジネディーヌ・ジダン監督がFWのガレス・ベイル、MFのダニ・セバジョスとマルコス・ジョレンテの3人に「戦力外通告」をしたという。

 記事によると、フランス人指揮官は、監督室に3人を一人ひとり呼び出して「個別面談」を行ない、来シーズンは「構想外」である旨を直接伝えたようだ。
 
 実際、3月のジダン復帰以降、この3選手にはわずかな出場機会しか与えられていない。5月5日に行なわれたビジャレアル戦(ラ・リーガ36節)では、ベイルとダニ・セバジョスは招集メンバーから外され、M・ジョレンテはベンチ入りしたものの、出番は巡ってこなかった(試合は3-2で勝利)。

 前節、最下位のラージョ・バジェカーノに0-1で敗れた後、ジダン監督は「選手たちは何もしていなかった」と珍しく怒りを露わにした。その試合では3人とも先発で起用されており、いわば「最終テスト」をクリアできなかったということだろう。

 Marca紙は、マドリーがバカンスに入るまでの残り2週間で、さらなる「戦力外」が出るだろうと予測している。指揮官のオフィスに呼び出されはしないか――。戦々恐々としている選手も少なくないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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