あのペップを唸らせた!? 監督人生で忘れられないふたつの対戦チームを明かす「ひとつはバルセロナ、そして…」

2019年05月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

熾烈な優勝争い相手の名を挙げる

プレミアリーグの優勝を争っている両監督。お互いにリスペクトを口にしている。 (C) Getty Images

 プレミアリーグは5月5日の第37節で、チャンピオンズ・リーグ出場権争いの大勢が決まった。

  チェルシーの出場権獲得とマンチェスター・ユナイテッドのレース脱落が決定。アーセナルは4位トッテナムと勝点3ポイント差だが、得失点差が8ゴールとあり、逆転は難しいとみられている。

 一方で、最後まで激戦を繰り広げているのが、マンチェスター・シティとリバプールのタイトルレースだ。

 昨季のリーグを圧倒し、今季もすでに勝点92を獲得したシティとデッドヒートを続けるリバプールには、大きな賛辞が寄せられている。

 シティを指揮するジョゼップ・グアルディオラ監督も、そのひとりだ。『ESPN』によると、グアルディオラ監督は「指揮官として対戦した中で、『ワオ』となった素晴らしいチームが2つある」と述べた。

「ひとつは、ルイス・エンリケ監督が率い、リオネル・メッシとルイス・スアレス、ネイマールが前線にいた時のバルセロナだ。そしてもうひとつが、今のリバプールだよ。彼らが、私が対戦してきた中でベストの2チームだと思う」

  リバプールのユルゲン・クロップ監督も、同様にシティを高く評価しているはずだ。昨季のシティは勝点100のプレミアリーグ記録を樹立し、今季も残り2試合で勝利すれば、勝点98に達する。

 グアルディオラ監督も「勝点100に続き、今季も残り2試合で勝点92とできたのが、監督として最大の満足だ。簡単なことじゃないんだよ。でも、選手たちはまたやってくれた」と誇りを強調した。

「ライバルたちのクオリティーから、プレミアリーグは監督として私が戦ってきた中で最もタフなリーグだ。疑いない。だからこそ、この状況は素晴らしいんだ。もちろん、優勝できるのは1チームだけで、もう1チームは悲しみとともに帰宅することになるのだがね」

 そのチームがどちらなのかが分かるのは、12日の最終節だ。その前に、シティはまず、6日に岡崎慎司擁するレスターとホームで対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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