南野拓実所属のザルツブルク、国内カップ戦に続き、6シーズン連続のリーグ優勝! 今季二冠を達成

2019年05月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

前節に続き先発出場

南野はトップ下でフル出場し、勝利に貢献。 (C) Getty Images

 5月5日(現地時間)、南野拓実が所属する首位レッドブル・ザルツブルクは、オーストリア・リーグで、レギュラーシーズンの1~6位で優勝を争うマスター・グループ(第29節)の試合でオーストリア・ウィーンとのアウェー戦に望み、1-2で勝利した。

 南野は、パトソン・ダカとスマイル・プレブリャクの2トップに絡むトップ下で先発出場。前半から上下に走り、チャンスメークに絡む動きをみせたが、5バックにスペースを消され、攻めあぐねる場面が続いた。

 一方のオーストリア・ウィーンは、前半はこぼれ球からのカウンター一発に絞り、ザルツブルクの"穴"を狙う。だが、ザルツブルクの守備網に阻まれ、なかなかフィニッシュに持ち込むことができない。

 お互いに決定打を欠く展開で前半をスコアレスで折り返すと、55分、ザルツブルクの前線が繋ぎ、押し上げたところをパトソン・ダカがシュート。南野のアシストのような形になったが、これはオフサイドで無効となった。

 その後も絶好機を逸したダカは、60分にムナス・ダブールと交代。だが決定機には至らず、71分にはホームチームに先制点を許す。

 1点を追うザルツブルクは81分、ようやくダブールのアシストからザベル・シュラガーが1点を奪い、同点に持ち込む。そして86分にはハネス・ヴォルフが自らエリア内に持ち込んで、絶妙なループシュートでネットを揺らして、ついに勝ち越しに成功した。

 このまま1-2で試合を終え勝点3を積み上げたザルツブルクは、この勝利でリーグ戦優勝が決定。プレーオフ3試合を残した状態で、優勝を決めた。先日のオーストリア国内杯に続き、ザルツブルクは今季二冠を達成したことになる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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