乾貴士がアップ中の怪我でベンチ外に!ダービーに挑んだアラベスはEL出場が遠のく痛恨の敗戦

2019年05月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

ベンチスタートの予定だったが…。

アップ中の怪我でベンチを外れた乾は2試合ぶりの欠場となった。(C)Getty Images

 現地時間5月4日に開催されたラ・リーガ36節で、乾貴士が所属するアラベスは、ホームでレアル・ソシエダとのバスク・ダービーに臨んだ。

 前節のアスレティック・ビルバオ戦に続いてベンチスタートの予定だった乾は、試合前のアップ中に故障をしたため、急遽メンバー外となった。

 スペイン紙『Mundo Deportivo』によると、33節のバジャドリー戦で痛めた右足首の怪我が再発したという。

 試合は、両チーム決定機がないまま迎えた24分、ソシエダが先制する。右サイドでボールを受けたウィリアン・ジョゼがシュート気味のクロスを入れると、これがDFマヌ・ガルシアに当たってゴールに吸い込まれ、オウンゴールとなる。

 アラベスは31分、右サイドを駆け上がったマルティン・アギーレガビリアがゴール前のボルハ・バストンを目掛けて「触れば1点」というクロスを送り込むも、間一髪クリアされてゴールを奪えない。
 
 70分には、ボールを奪ったムバラク・ワカソが強烈なミドルも放つもGKヘロニモ・ルジにセーブされる。74分にホニのピンポイントクロスに合わせたヨン・グイデッティのヘッドとともに、惜しいチャンスだった。

 ボールを支配したものの、最後まで1点が遠かったアラベスは0-1で惜敗。これで8試合未勝利となり、ヨーロッパリーグの出場権獲得は絶望的な状況となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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