メルボルン・Vがファイナルシーズン準決勝に進出! 本田圭佑はフル出場、1アシストで貢献

2019年05月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

3点を奪って快勝、準決勝へ

前半は右でスタートも、後半はトップ下にポジションを変え、チャンスを作った。 (C) Getty Images

 現地時間5月3日、オーストラリアAリーグのファイナルシーズン(プレーオフ)が行なわれ、本田圭佑を擁するメルボルン・ビクトリーは、ウェリントン・フェニックスと対戦。3-1で快勝した。

 昨季に優勝したディフェンディング・チャンピオンのメルボルン・Vにおいて、本田は右ウイングバックで先発。レギュラーシーズン6位以上のチームで争われるファイナルシーズンは、負けたら終わりの一発勝負、トーナメント形式のため、試合は開始直後から白熱した。

 ファウルも辞さない激しいぶつかり合いが繰り広げられるなか、本田は22分にセンターサークルからドリブルで持ち上がり、自らシュート。これは枠外に外れたが、得点への意欲を表わした。

 主導権はメルボルン・Vが握る展開となったが、ウェリントン・Fもカウンターでの1点を狙い、精度の高いパス交換を展開する。

 41分、メルボルン・Vのオラ・トイボネンが倒されて獲得したゴール正面のFKで、本田はキッカーを務める。素早く弧を描いたボールに、DFゲオルグ・ニダ―メイヤーが後ろ向きに飛びながら頭で合わせ、ゴールネットを揺らす。実況を担当したアナウンサーは「ホンダの精度の高いアシスト!トイボネンのゴールを演出した!」と興奮ぎみに伝えた。

 1点をリードして迎えた53分、コスタ・バルバロウゼスのゴールで追加点を挙げたメルボルン・Vだが、64分にウェリントン・Fのロイ・クリセニャに一瞬のスキを突かれて1点を返される。

 2-1となった71分、DFのミスでこぼれたボールに反応したトイボネンが、ゴール前まで持ち込んで自らシュート。3点目を奪って突き放す。

 後半アディショナルタイムにウェリントン・Fは退場者を出すなど終了の笛が吹かれるまで白熱した展開が続いたが、試合はこのまま終了。本田はフル出場した。

 5月12日に行なわれる準決勝では、レギュラーシーズン2位のシドニーFCと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

 

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