リバプールの“最強DF”もメッシにお手上げ⁉「スペインでプレーしていなくてよかった…」

2019年05月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

注目のマッチアップの軍配は?

3失点に肩を落としたファン・ダイク(右)。メッシとのマッチアップでは奮闘を見せたが……。(C)Getty Images

 現地時間5月1日にチャンピオンズ・リーグ(CL)準決勝の第1レグが行なわれ、ホームのバルセロナがリバプールに3-0で快勝した。

 この一戦で注目を集めたのがリバプールの"DFリーダー"フィルジル・ファン・ダイクと、バルセロナの大黒柱リオネル・メッシのマッチアップだ。

 前者は、今シーズンのプレミアリーグで最少失点(20)に貢献し、イングランド・サッカー選手協会(PFA)の最優秀選手に輝くなど、いまや世界最高とも評されるCBだ。試合前には、昨年の3月3日以来一度もドリブルで抜かれていないという驚愕のデータも明らかになった。

 一方、後者は説明不要のスーパースターで、この世界一、二を争うドリブラーにしてゴールマシンをファン・ダイクが抑え込めるどうかがポイントとなった。

 結果は周知の通りで、2ゴールを挙げたメッシに軍配。うち1ゴールは鮮やかなFK弾であり、もう1点もオランダ代表DFの責任というわけではなかったが、バルサの10番を封じ込めることはできなかった。
 
 試合後、ミックゾーンに現われたファン・ダイクは、敵の大エースとの対戦を次のように振り返っている。

「メッシがファンタスティックな選手なのは明らかだ。こっちが攻撃している時、彼は隅のほうで残っているので、対応が難しい部分があった。

 彼は世界最高のプレーヤーだと思う。近年、違いを見せ続けてきた。スペインでプレーしていなくてよかったよ。毎シーズン対戦しなくて済むからね。2点を決められて、がっかりだ」

"最強DF"でも止められなかったメッシは、これでCL12ゴール目で得点ランクのトップを独走。ともに4年ぶりとなるCL制覇&得点王に向け、いよいよ凄みを増してきた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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