「カンプ・ノウはただのスタジアムさ」クロップが放った”ジャブ”にバルサが洒落た動画で応戦!

2019年05月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「きっとファンタスティックなゲームになるだろう」

策士クロップは敵地カンプ・ノウでどんな手を打ってくるのか。その采配に注目が集まる。(C)Getty Images

 いよいよ水曜日に迫ったチャンピオンズ・リーグ準決勝第1レグ、バルセロナ対リバプールのビッグバウト。ラ・リーガとプレミアリーグを代表する超攻撃的な両雄のバトルを前に、世界中のファンが胸を躍らせている。
 
 ボルテージが高まるなか、試合前日の記者会見でお馴染みの軽い"先制パンチ"を放ったのが、リバプールの指揮官ユルゲン・クロップだ。会場はバルサが圧倒的な強さと勝率を誇る聖域、カンプ・ノウ。ドイツ人監督は「とはいっても、ただのスタジアムだよ」と言い放ち、ジョーク交じりにこう続けたのである。
 
「すごく大きなスタジアムだけど、気にはしない。フットボールの聖堂というわけじゃないからね。これまで数多くのチームがここで餌食になってきて、今回は我々がそれを経験する番だ。バルセロナが相手なのだから、当然、優位に試合を進められるはずがないが、良いプレーを見せられればと思う。すべてのファンにとって、きっとファンタスティックなゲームになるだろう」

 
 この発言を受けて、すぐさま"カウンターパンチ"で反応したのが、バルサの公式ツイッター英語版だ。

 カンプ・ノウの熱狂と興奮を伝えるスペシャルムービーを投稿し、「これがカンプ・ノウだ!(炎の絵文字) 我々のホームであり、我々の聖堂であり、我々の要塞だ!」との文章を添えた。クロップが使った「temple(聖堂、寺院)」という言葉を引用しているのがミソ。メディアやフォロワーからは「洒落た切り返しだ」「打ち返したね!」「すでに戦闘モード!」など、さまざまな反響が寄せられている。
 
 激しい撃ち合いになるのか、それとも、1点を争う緊迫した攻防となるのか。どちらも波に乗ったら手が付けられない両雄だけに、まるで展開が読めない。
 
 世紀の一戦、そのキックオフが迫る。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

次ページ【動画】バルサ公式がクロップ発言に反撃!? 「これがカンプ・ノウだ!」のスペシャル映像はこちら!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事