乾貴士が足首負傷から2試合ぶりに復帰、約10分間で存在感示すも…アラベスはビルバオと引き分け

2019年04月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

限られた時間でチャンス創出も…

2試合ぶりに試合復帰を果たした乾。左サイドハーフでキレのある動きを見せた。(C)Getty Images

 現地時間4月26日に開催されたラ・リーガ35節で、アスレティック・ビルバオとアラベスが対戦し、1ー1のドローに。33節のバジャドリー戦で右足首を痛めた乾貴士が途中出場で復帰を果たしている。
 
 バスク州にホームを構えるダービーマッチ。試合開始直後から激しい球際の争いが続いた一戦。ホームのビルバオがマルケル・スサエタへのファウルでゴール前エリア左手前でFKを獲得。このFKを41分、ベニャ・エチャバリアが直接叩き込むスーパーゴールでホームチームが先制する。

 だがアラベスも45分、アラベスのホニが獲得したFKを起点に、ボルハ・バストンがゴールに流し込んで1-1と試合を振り出しに戻す。

 膠着状態が続いた82分、ホニに代えて乾が左サイドハーフに投入される。乾は負傷明けとは思えないキレを見せ、チャンスを作る。85分にはゴール前に切り込んでシュート、87分には決定的なクロスを右サイドから上げるも、ムバラク・ワカソが合わせきれずにボールはゴールからそれてしまう。

 乾が投入されてから攻撃が活性化したアウェーチームだが、ゴールを奪うことができずに1-1で終了。アラベスは勝点1を獲得したが、7試合勝ち星なしという結果になった。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事