「僕らを幸せにし続けて」涙の退団会見から1年…イニエスタがバルサへの想いを明かす

2019年04月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

退団会見での姿は今もなお、サッカーファンの心に残っている。

涙ながらにバルセロナ退団を語ったイニエスタ。彼の退団を大勢のバルサファンが悲しんだ。 (C) Getty Images

 4月27日、元バルセロナ&スペイン代表のアンドレス・イニエスタが、自身のSNSを更新した。

「どう時間が経ったのか…。退団から1年が過ぎた! 興奮し続けることは不可能だ。だからどうか、バルセロナは勝利し続け、僕らを幸せにしつづけてほしい」

 退団当時を懐かしみ、変わらぬバルサ愛と感謝、そして激励をつづったコメントと共に投稿されたのは、バルセロナを退団する際に行なわれたイニエスタの退団会見の映像だ。スペイン語でクラブへの感謝と思い出を語る姿が見られる。

 この投稿に、古巣のバルセロナ公式アカウントは「#infinit8Iniesta(永遠の8番イニエスタ)」というタグで反応し、神戸のチームメイトであるルーカス・ポドルスキは「100点」「両手を上げて祝福」する絵文字を残した。

 また、現在バルセロナ所属のケビン=プリンス・ボアテングは「#legend」というタグを残し、先輩への敬意を表明している。

 涙ながらに退団を語るレジェンドの姿は、今もなおサッカーファンの心を打つようだ。改めてイニエスタのバルサ退団を惜しんだファンは、「メッシと君が一緒の時代に生まれてよかった」「今でも本当にさみしいよ」「君のことを心から愛してるよ」など、いまだ影響力のあるバルサのレジェンドへ、賛辞と愛をつづったコメントを残している。

 ヨーロッパで今もなおレジェンドとして名を馳せるイニエスタ。バルサでも主将を務めた彼は先日、ポドルスキが退任した神戸の主将に就くことが発表された。4月28日にはイニエスタ主将の初陣として、ホームに川崎フロンターレを迎えての一戦を控えている。

 退団会見から早1年。神戸で主将として新たなスタートを切るイニエスタの姿は、世界中が注目している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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