【ACL展望】全北現代×浦和|柏木、橋岡の欠場が濃厚!? 負傷者が重なる中盤は大幅入れ替えか

2019年04月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

最低でも勝点1は確保したいアウェー戦

故障者/浦和=ファブリシオ
出場停止/浦和=なし
(C) SOCCER DIGEST

ACLグループリーグ4節
全北現代 浦和レッズ
4月24日(水)/19:00/全州ワールドカップスタジアム
 

浦和レッズ
今季成績(J1):6位 勝点14 4勝2分2敗 6得点・7失点
 
【最新チーム事情】
●最低でも引き分けが必要な試合。
●直近のリーグ戦でエヴェルトンと橋岡が負傷。
●前回対戦の収穫と注意点を整理。
●汰木ら新風を吹き込む選手に期待。
 
【担当記者の視点】
 浦和レッズはアジア・チャンピオンズリーグの4節で、全北現代(韓国)のアウェーに乗り込む。前節はホームで0-1の敗戦で、勝点6の全北を浦和と北京国安(中国)が勝点4で追い、ブリーラム(タイ)が勝点3で続く混戦になっている。後半3試合のうち2試合がアウェーになる浦和としては、この全北戦は最低でも引き分け、できれば直接対決の成績で上回る2点以上のアウェーゴールを奪っての勝利が欲しい。
 
 一方で、直近のリーグ戦となった20日の神戸戦ではエヴェルトンと橋岡が負傷交代になった。その試合は、エヴェルトンは軽傷だったものの、柏木も負傷を抱えており欠場の可能性が高い。柏木に代えて長澤、橋岡に代えて宇賀神への入れ替えが濃厚だ。また、相手の前線の高さを考慮して森脇と岩波を入れ替える可能性もあるだろう。
 
 ホームでの対戦では、相手が前線へ入れるロングボールに対して最終ラインが強さを見せた。一方で、セカンドボールの回収とマイボールの継続に課題を見せただけに、そこは修正ポイントだ。また、両者が疲労してスペースが生まれ始めた時に、どちらが先にそれを生かせるか。ホームでは、途中出場したFWアドリアーノにそこを使われてしまった。
 
 マルティノスがACLでは登録外なだけに、そうした勝負を決める時間帯で誰が投入されるかが注目ポイントのひとつ。初戦のブリーラム戦でキレのあるドリブルからアシストを記録した汰木ら、リーグ戦の戦いを見ても停滞感の漂うチームに刺激と新しい風を吹き込むような選手の活躍にも期待が掛かる一戦だ。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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