DAZN週間ベストゴールが発表!”リアル”トリプルカウンターアタックが必見!!

2019年04月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

北川の決勝点は鮮やかな速攻から。起点は六反のパントキック!

終盤に決勝弾を決めた北川(右)。六反(中央)、エウシーニョ(左)と完璧な速攻を仕掛け、見事にゴールを陥れた。(C)SOCCER DIGEST

 4月22日、DAZNの公式ツイッターで「DAZN週間スーパーゴール」が発表された。
 
 19日から20日に掛けて開催されたJ1・8節。ピックアップされたのは5つのゴラッソだ。

 奈良竜樹の絶妙なスルーパスから知念慶(川崎)が決めた一撃、チャナティップ(札幌)が巧みなコントロールで相手GKを外して決めたテクニカルなショット。福森晃斗(札幌)の鮮やかすぎる直接FK弾や、最高評価を得た阿部浩之(川崎)の意表を突いたゴールも秀逸だった。
 
 そのなかで今回注目を集めているのは、北川航也(清水)のスライディング弾だ。
 
 0-0で迎えたC大阪戦の82分。試合は最終盤を迎え、膠着した状態が続いているなかで鮮やかなカウンターから北川がネットを揺らした。ただ、このゴールで見るべきポイントは、得点までの過程だ。
 

 まず、ソウザのFKをGK六反勇治がストップ。こぼれ球を拾われ、柿谷曜一朗に右クロスを入れられた。ここで六反が絶妙な飛び出しでボールをキャッチすると、周囲の状況を冷静に見極め、右サイド前方に低弾道のパントキックを蹴り込む。

 ロングフィードに反応したエウシーニョが飛び出してきたGKキム・ジンヒョンより先に触り、右足で左サイドへラストパスを送る。ここに猛然と走り込んできた北川がプッシュし、ポストに当たりながらゴールに吸い込まれた。
 
 このゴールを、サポーターも称賛。なかには大人気サッカー漫画「シュート」に登場する必殺技"トリプルカウンターアタック"に例える声もあり、多くのファンが鮮やかな連係プレーに魅了されたようだ。
 
 次節はどんなゴールが生まれるのか。シュートシーンだけではなく、崩しの過程にも要注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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