「意気地なし!」C・ロナウドがチームメイトへ“ダメ出し”ジェスチャー⁉

2019年04月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

観客が撮影した動画に…。

アヤックスから2戦連続でゴールを決めたC・ロナウド(左)。だがチームは敗退の憂き目に。(C)Getty Images

 ユベントスは4月20日、セリエA第33節でフィオレンティーナ戦と対戦する。引き分け以上で、前人未到の8連覇が決まる。

 だが、そんな偉業もかすませてしまうのが、チャンピオンズ・リーグ(CL)の準々決勝敗退だ。ユーベは16日、若きアヤックスの前にホームで屈し、ベスト4に勝ち進めなかった。

 昨夏にクリスチアーノ・ロナウドを獲得し、23年ぶりの悲願達成が期待されていただけに、その落胆は小さくない。

 話題となっているのが、その試合で観客が撮影したある動画だ。試合終了のホイッスルが吹かれた瞬間、C・ロナウドが「恐れを抱いて勇気を欠いた」ことを意味するジェスチャーをしたのというのだ。チームへの不満を表したのではないかとの見方もある。

 決勝トーナメントに入ってからの4試合で5得点をマークし、「CL男」の異名にふさわしい活躍を見せながら、自身9年ぶりに準決勝の舞台へ勝ち進めなかったのだから、フラストレーションを感じていたのは当然だろう。

 ただ、ジェスチャーが示す怒りの矛先が、指揮官やチームメイトに向けられていたとしたら、穏やかな話ではない。一部のメディアは、ユーベと2022年までの契約を結んでいるC・ロナウドが、来シーズン限りで早くも退団する可能性も報じている。
 
 だが、イタリア衛星放送『Sky Sport』によると、ユーベのマッシミリアーノ・アッレーグリ監督は19日の会見で、「クリスチアーノはユベントスの未来だ。彼はとてもよくやってくれた。そして、来年もやってくれるだろう」とコメントした。

「彼は落ち着いている。もちろん、ほかの全員と同じように落胆しているよ。優勝を目指していた大会で、敗退してしまったのだからね」

 また、アッレーグリ監督は「クリスチアーノが加わればCLで必ず優勝できるというわけじゃない」とも強調。「バルセロナだって、メッシがいるのに、ベスト4進出は4年ぶりだ」

 C・ロナウドはこのまま残留して、来シーズンこそユーベにビッグイヤーをもたらすのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

次ページ【動画】C・ロナウドの問題ジェスチャーはこちら!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事