東京五輪世代FWの決勝弾で松本が勝利!鳥栖は3連敗、開幕8戦で僅か1得点の攻撃陣が今節も…

2019年04月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

10分に前田大然が快足を生かし、先制弾を叩き込む!!

待望の今季初ゴールが決勝弾。前田の活躍で松本は今季3勝目を手に入れた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 東京五輪世代の快速FWが下位に低迷する鳥栖を沈めた。
 
 4月20日、J1・8節が各地で行なわれ、松本は鳥栖を1-0で下して今季3勝目を手にした。
 
 松本は序盤から鳥栖にボールを支配され、なかなかリズムを作れない。だが、堅守速攻のスタイルで自分たちのペースに持ち込むと、10分だ。

 パウリーニョがペナルティエリア内に絶妙なロブボールでラストパスを供給。ここに猛然と走り込んだのが、前田大然だ。東京五輪世代の快足ストライカーはDFとの競り合いを制すと、豪快に左足でシュート。これが突き刺さり、前田の今季初ゴールで松本が先制に成功する。
 
 以降も相手に主導権を握られるが、手堅い試合運びを披露。また、相手の決定力不足にも助けられ、リードを守っていく。25分にはフェルナンド・トーレスの落としから金崎夢生にゴールを脅かされるが、枠の外で事なきを得た。
 
 後半に入っても、懸命な守りで虎の子の1点を死守。71分にはF・トーレスのスルーパスから金崎が抜け出すも、GK村山智彦がすかさず前に出てピンチを未然に防いだ。
 
 74分に中盤の要、宮阪政樹が負傷交代するアクシデントにも見舞われたものの、チーム一丸となって戦い抜いた松本。ホームで2試合ぶりの勝利を挙げた。

 一方の鳥栖は3連敗で、最下位脱出は果たせず。とりわけ、攻撃陣の不調が目立ち、8試合を終えてわずか1得点。F・トーレス、イサック・クエンカらを擁しているものの、深刻な決定力不足に陥っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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