首位攻防戦を制したのはFC東京!久保欠場もエースの4戦連発弾で競り勝つ。広島は今季初黒星

2019年04月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

高萩の果敢な縦パスが先制点の起点に

D・オリヴェイラの4戦連発弾で先制したFC東京は、手堅い守備で反撃を許さず。広島を1-0で退けた。写真:徳原隆元

[J1リーグ8節]広島0-1FC東京/4月19日(金)/Eスタ
 
 J1リーグ8節のサンフレッチェ広島対FC東京が19日、エディオンスタジアム広島で行なわれ、1-0でFC東京が勝点3を手にした。この勝利でFC東京は広島をかわし、首位に浮上した。
 
 戦前の勝点はともに17。得失点差で広島が上に立つ首位攻防戦は、1点を争う緊迫したゲームになった。
 
 ホームの広島は怪我から復帰した柴﨑晃誠以外の10人が前節と同じメンバー。一方のFC東京は、久保建英がベンチからも外れ、代わって大森晃太郎がスタメンに入った。
 
 前半は広島がポゼッション率で優位に立ったが、ビッグチャンスを作ったのはFC東京だった。まずは、19分。永井謙佑とディエゴ・オリヴェイラの連携で広島守備陣を揺さぶり、最後は橋本拳人がミドルシュート。さらに、36分には小川諒也のクロスを大森がヘッドで合わせ、38分にはクロスのこぼれ球を拾った高萩洋次郎が右足を振り抜いた。しかし、いずれのシュートもネットを揺らすまでには至らない。

 後半はFC東京がボールを保持して圧力をかける。高萩が前半よりも高い位置に進出し、効果的な縦パスを入れて攻撃を活性化した。そうして迎えた71分、待望の先制点が生まれる。高萩の縦パスがDFに当たってゴール前にこぼれ、これを大森がダイレクトで中央へ横パス。待ち構えていたD・オリヴェイラが豪快に右足をスイングし、強烈なミドルを突き刺した。
 
 D・オリヴェイラの4試合連続ゴールで先制したFC東京はその後、手堅い守備で広島の反撃を許さず。試合終盤には相手のシュートがポストに阻まれる幸運にも恵まれ、そのまま1-0で試合を終わらせた。
 
 FC東京は3連勝で無敗をキープ。広島は連勝が5で止まり、今季初黒星を喫した。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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