元広島・湘南のミキッチが現役引退を発表!「日本でプレーしたことは人生最大の喜びで誇り」

2019年04月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ミカありがとう!」ツイッターには多くのサポーターからの感謝の言葉が

ミキッチは9シーズンに渡り広島を支え、2012年、2013年のJ1連覇にも大きく貢献。湘南では昨季の1シーズンを戦った。(C)SOCCER DIGEST

 湘南は4月18日、昨シーズンまで在籍していたMFミキッチの現役引退を発表した。

 ミキッチは母国のクロアチアでプロデビューを果たすと、めきめき頭角を現し、U-19、U-20と年代別のクロアチア代表にも選出。2009年に来日すると、サンフレッチェ広島ですぐに右サイドのレギュラーに定着し、鋭いドリブルとスピードを武器に2012年、2013年のJ1連覇にも大きく貢献した。

 湘南に移籍した昨シーズンは6試合の出場に止まったものの、日本での10年間でJ1通算227試合に出場し8得点を記録。そのほかリーグカップ18試合、天皇杯12試合・1得点、ACL7試合、クラブW杯5試合出場という成績を残している。

 Jリーグの歴史に名を残す偉大な助っ人の引退に、ツイッターは「ミカありがとう!」「広島でプレーした9年間を忘れない」「本当にお疲れ様…ありがとう」など、多くのファン、サポーターからの感謝の言葉で溢れた。
 

 なおミキッチは湘南の公式サイトを通して以下のコメントを発表している。
 
「この度、現役を引退する事を決意しましたので皆様に報告します。私自身はまだプレー出来ると思いオファーを待っていましたが、また日本でプレーをするという事は叶いませんでした。
 
 10年間日本でプレーしたことは、私にとって人生最大の喜びであり、誇りです。どんな時でも私に寄り添い、力を与えてくれたサポーターの皆さんには本当に感謝しています。そして、私と共に戦ったチームメイト、監督、スタッフのみなさん本当にありがとう!サンフレッチェ広島では3回のリーグ優勝、現役最後のチーム、湘南ベルマーレでもルヴァンカップのタイトルを獲得する事ができました。
 
 私は私らしく勝者として現役生活の幕を下ろしたいと思います。また近い将来、日本の皆さんに会える事を楽しみにしてます!」
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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