激震!イニエスタら擁するヴィッセル神戸がリージョ監督との契約を解除…一体なぜ?

2019年04月17日 サッカーダイジェスト編集部

来季のACL出場権獲得の命を引き継ぐ後任監督には…

ヴィッセル神戸はリージョ監督との契約解除を発表。指揮官自身の意向だという。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 ヴィッセル神戸は4月17日、フアン・マヌエル・リージョ監督との契約を解除することを発表した。

 リージョ監督は、昨年10月の長崎戦から神戸の監督に就任した昨季、2勝3分1敗とリーグ5連敗中のチームを立て直して残留に導くも、今季は7節時点で3勝1分3敗の10位と中位に甘んじていた。

 今回の契約解除は、監督自身の意向によるものだという。昨夏のアンドレス・イニエスタ獲得に加え、今季は元スペイン代表FWのダビド・ビジャ、バルセロナの下部組織出身のセルジ・サンペールと大型補強に動いてきた神戸にとっては、一大事だ。

 来季のACL出場権獲得の命を引き継ぐ後任監督には、17年8月から昨年9月まで指揮を執っていた吉田孝行氏が復帰した。

 またリージョ監督の退任とあわせて、イニーゴ・ドミンゲスヘッドコーチとホルヘ・ムニョスアシスタントコーチの契約解除も発表されている。

 退任するリージョ監督のコメントは以下のとおり

「ヴィッセル神戸のスタッフ、選手、そして会長、社長、ファンの皆様ありがとうございました。神戸という街で暮らし、素晴らしい方達と仕事をし、かけがえのない経験ができました。人生では難しい決断をしないといけない事もあります。私と家族にとってはこうする事がベストだと思いました。ヴィッセル神戸は私の心の中に常にあり続けるでしょう。皆さん、今までのサポート、本当にありがとうございました」

構成●サッカーダイジェスト編集部
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