３連覇中の王者レアル・マドリーを破ったラウンド・オブ16に続く大金星だ。

　現地時間４月16日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)の準々決勝・第２レグで、アヤックスが優勝候補の一角ユベントスを２-１で撃破。トータルスコア３-２で、22年ぶりの４強入りを決めた。

　値千金の決勝点を叩き出したDFマタイス・デリフトやMFフレンキー・デヨングら若手主体のメンバーで快進撃を続ける"ヤング・アヤックス"を、欧州メディアはこぞって称賛している。

　スペイン紙『Mondo Deportivo』は、「アヤックスがヨーロッパに衝撃を与える。クリスチアーノ・ロナウド率いるユベントスを排除した」という見出しで記事を掲載。「誰もがユーベが有利だと思っていたが、それを覆した。C・ロナウドの先制点が決まった時は夢破れたかに思われたが、立ち直ってみせた」と褒め称えた。
 

　敵国イタリアのメディアも賛辞を禁じ得ない。『Corriere dello Sport』紙は、「後半は魅力溢れるスピーディーな攻撃でユーベを圧倒した」と評価。『Gazzetta dello Sport』紙も「素晴らしいサッカーを披露した。準決勝進出に値する内容だった」と絶賛した。

　この勢いはどこまで続くのか――。準決勝の相手は、現地時間４月17日に第２レグを戦うマンチェスター・シティとトッテナムの勝者となる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部