「ピッチにいたのは2人だけ」まさかのCL敗退が決まったユーベを地元紙が酷評

2019年04月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半はアヤックスに圧倒され…。

準々決勝であえなく散ったユーベ。このC・ロナウドの先制点を活かせなかった。(C)Getty Images

 現地時間4月16日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)の準々決勝・第2レグで、有力な優勝候補に挙げられていたユベントスがアヤックスに敗れる波乱があった。

 ホームのユーベは、クリスチアーノ・ロナウドのゴールで先制しながら、アヤックスに2点を奪われ、まさかの逆転負け。トータルスコア2-3で敗退が決定し、23年ぶりの欧州制覇の夢はあっけなく潰えた。

 セリエA8連覇が目前に迫っている絶対王者の敗北に、地元メディアも辛辣だ。

『Gazzetta dello Sport』紙は、「途方もない失望」と見出しを打ち、「先制点というアドバンテージを活かせなかった。非常にがっかりさせられた。ピッチにいたのはC・ロナウドと(GKの)シュチェスニーだけだった」とこき下ろした。
 
『Corriere dello Sport』紙も、「アッレーグリ監督のヨーロッパの夢が潰えた」とし、「最後の30メートルで何のアイデアもなかった。後半はアヤックスに圧倒された」と手厳しかった。

 ホームでありながら、とりわけ後半は次々にピンチを招いて、イタリア王者の面影はまったく見られなかったユーベ。CL優勝という悲願達成のために加入したC・ロナウドをもってしても、欧州制覇に導くことはできなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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