勝ち抜けには少なくとも2ゴールが必要
このアウクスブルク戦では長谷部やGKのトラップなど守備陣は奮闘を見せたが……。 (C) Getty Images
長谷部誠が所属するフランクフルトが、ついに2019年初黒星を喫した。
年明けからここまで公式戦無敗を維持してきたものの、4月11日のヨーロッパリーグ(EL)準々決勝・第1レグでポルトガルの強豪ベンフィカに2-4で敗北。さらに、その3日後に行なわれたブンデスリーガ第29節のアウクスブルク戦にも1-3で敗れ、連敗を喫している。
アウクスブルク戦の長谷部誠について、地元紙『Frankfurter Neue Presse』は「決して傑出した存在ではなかった。それでもチームメイトとともに相次ぐ攻撃に立ち向かう姿勢を見せた。ゴールラインぎりぎりでボールをはじき返すスーパープレーもあったが、ゴールの前では無力だった」と及第点をやや下回る評価を与えている。
この2試合とも早い時間帯にひとり退場者を出し、長い時間を数的不利の状況で戦うという過酷な条件でのゲームをこなしたフランクフルトは、現地時間18日(日本時間19日4時)にホームでベンフィカとの第2レグが控えている。
前述したように、第1レグは、ポルトガルの新星ジョアン・フェリックスにハットトリックを許すなど4失点。準決勝進出のためには、第2レグで少なくとも2点以上の差をつけて勝たなければならない。
年明けからここまで公式戦無敗を維持してきたものの、4月11日のヨーロッパリーグ(EL)準々決勝・第1レグでポルトガルの強豪ベンフィカに2-4で敗北。さらに、その3日後に行なわれたブンデスリーガ第29節のアウクスブルク戦にも1-3で敗れ、連敗を喫している。
アウクスブルク戦の長谷部誠について、地元紙『Frankfurter Neue Presse』は「決して傑出した存在ではなかった。それでもチームメイトとともに相次ぐ攻撃に立ち向かう姿勢を見せた。ゴールラインぎりぎりでボールをはじき返すスーパープレーもあったが、ゴールの前では無力だった」と及第点をやや下回る評価を与えている。
この2試合とも早い時間帯にひとり退場者を出し、長い時間を数的不利の状況で戦うという過酷な条件でのゲームをこなしたフランクフルトは、現地時間18日(日本時間19日4時)にホームでベンフィカとの第2レグが控えている。
前述したように、第1レグは、ポルトガルの新星ジョアン・フェリックスにハットトリックを許すなど4失点。準決勝進出のためには、第2レグで少なくとも2点以上の差をつけて勝たなければならない。
同紙は「選手たちは消耗している。第1レグの退場により、エバン・エヌディカは出場できない。セバスティアン・アレも(故障で)間に合わない。この状況に指揮官のアディ・ヒュッターも頭を悩ませているだろう」とチーム状態を危惧している。
だが、同紙の取材に対して長谷部は「(勝ち上がるためには)少なくとも2ゴールを奪わなければいけないので、多少のリスクは冒さなければならないと思う」と攻撃的に臨む必要性を見せている。
「可能性がゼロになったわけではなく、突破は可能です。(ベンフィカに)4失点は確かに多すぎるかもしれませんが、僕らはアウェーゴールを2つ奪っています。今度はホームの素晴らしい雰囲気のなかで試合をすることができるし、より良い成果を得るために、すべてを尽くすし、そうしなければならない。たしかに、(直近の)2連敗は臨んだ結果ではなかったですが、僕らは勝利を信じています」
満身創痍のフランクフルトは、劣勢を覆して準決勝に駒を進めることができるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部