注目の師弟対決はドロー決着。松本が新助っ人FWのJ初弾で湘南と引き分ける

2019年04月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

松本の新助っ人がJ初得点!レアンドロ・ペレイラが終盤に同点弾

レアンドロ・ペレイラが右足を一閃!豪快に蹴り込み、松本を敗戦の危機から救った。写真:滝川敏之

 曺貴裁監督が率いる湘南と反町康治監督が采配を揮う松本。かつて反町監督が湘南を指揮を執った際に監督とコーチの間柄だった両者の対戦は、1-1のドローで幕を閉じた。
 
 4月14日、J1・7節が行なわれ、湘南ベルマーレはホームで松本山雅FCと対戦。序盤から互いに運動量と球際の強さを前面に押し出した試合は、拮抗した展開に。決定機も何本かあったものの、互いに決め切れずに前半はスコアレスで折り返した。
 
 後半も一進一退の展開となったなかで、湘南は早々の決定機を確実に仕留める。51分、山崎凌吾が巧みなボールコントロールから振り向きざまにシュート。するとポストに阻まれ、こぼれたボールに齊藤光月が反応。これも枠に嫌われるが、ゴール前に詰めていた武富孝介が頭で押し込んで先制に成功する。
 
 均衡が破れると、両者の戦いはさらに白熱。素早い攻守の切り替えから互いがゴールを目指し、激しいバトルが繰り広げられる。
 
 1点を追う松本は同点を目指し、永井龍や杉本太郎をピッチに投入。攻撃への圧力をさらに高めていく。すると、その想いは83分に実るのだ。

 レアンドロ・ペレイラがルーズボールを拾うと、自ら持ち込んでミドルレンジから右足を振り抜く。低弾道のショットはネットに突き刺さり、助っ人FWのJ初得点で同点に追い付いた。

 最後まで互いに良さを見せた一戦は1-1のドロー。湘南はリードを守り切れず、勝点1に止まった。対する松本はアグレッシブに戦うも、今季初の連勝を逃す結果に。そして、松本は過去8戦未勝利の湘南にまたして勝ち切れなかった。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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