楽しみにしていた"兄貴"との初対戦が実現した。

　土曜日に行なわれたＪ１リーグ第７節、セレッソ大阪vs北海道コンサドーレ札幌の一戦。大阪に乗り込んだアウェーチームが１－０で辛くも勝利したゲームで注目されたのが、Ｃ大阪FW都倉賢のパフォーマンスだ。

　昨季まで５シーズンに渡って札幌でエースとしてプレーし、さらなる進化を期して今春にナニワザクラの一員となった。古巣相手の一戦で先発出場を果たして闘志を燃やすも、まさかのシュートゼロに終わってしまう。今回は恩返し弾を決めるには至らなかった。

 

　その都倉との再会を待望していたのが札幌のファンタジスタ、チャナティップ・ソングラシンである。2017年夏の入団以降、世話になりっぱなしだった兄貴分との初対戦だ。シーズン開幕前の「キックオフカンファレンス」に続いて、今回もインスタグラムにミックスゾーンで撮影した都倉との２ショット写真を投稿。「いつも会いたい兄貴とあって、非常に嬉しかったです。いつも親切していただき、誠にありがとうございます」（原文ママ）と、上達した日本語で書き綴った。これに対してフォロワーからは「本当の兄弟みたいですね」「いつまでもいい兄弟でいてください！」「素敵な２ショット！」といったメッセージが寄せられている。

　連敗を３で止め、久々の白星を飾ったチャナティップと札幌。ここから波に乗れるか。次節４月20日の横浜Ｆ・マリノス戦では、チームの連勝とともに自身の今季初ゴールも狙う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部