大迫勇也が先発復帰、63分までプレーし勝利に貢献。ブレーメンは2019年未だ負け無し、暫定6位に浮上!

2019年04月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

EL予選参加圏内の6位に浮上

前節の復帰に続き、先発復帰を果たした大迫。63分までプレーしてピッチを去った。 (C)Getty Images

 現地時間4月13日、ブンデスリーガ第29節が行なわれ、第28節を終えた時点で8位のブレーメンはホームで13位のフライブルクと対戦。2-1で勝利した。

 第28節で18年12月22日第17節RBライプツィヒ戦以来のブンデスリーガ復帰となった大迫勇也は、1アシストで貴重な同点ゴールをアシスト。この日は2トップの右で先発復帰を果たした。

 大迫は復帰戦よりもキレのある動きで前線を動き回り、18分、中盤のヌリ・シャヒンからのスルーパスに反応したミロト・ラシチャが左サイドに飛び出す。DFを引きつけながらマイナスのパスを送った先、大迫がダイレクトシュート。しかしこれは大きく浮いてしまった。

 41分には再び、左サイドを駆け上がったラシチャのクロスに合わせてDFふたりを背負ってゴール前に走り込むプレーでゴールに迫るも、得点には届かない。

 このほか、ブレーメンは守備面で脆さを露呈した。不動の守護神イジー・パブレンカがミスを連発し、19分、40分と立て続けに最終ラインとのパスミスからピンチを招く。ゴールネットを揺らされるも、いずれもオフサイド判定で無効となったものの、不安を残す出来となった。

 スコアレスで前半を折り返したブレーメンのフロリアン・コーフェルト監督は、後半開始からパブレンカに替えてギリシャ代表GKステファノス・カビーノを投入。後半開始直後にフライブルクに攻勢を許す展開において、効果的な一手となった。

 流れを変えたいブレーメンは63分、復帰後間もない大迫に替えてクラウディオ・ピサーロを投入。

 そして訪れた76分、ピサーロの右サイドから上げたクロスが起点となり、ヌリ・シャヒンのクロスに、前節大迫のアシストから得点を記録したダフィ・クラーセンがゴール前の混戦から頭で叩き込んで、先制点を奪うことに成功する。

 84分にはCKから、テオドール・ゲブレ・セラシェが頭で合わせてネットを揺らし、ホームで2点をリード。

 後半アディショナルタイムに1点を許したブレーメンだが、2-1で勝利を収めた。2019年に入って負け無しの記録を継続中。勝点3を獲得し、暫定的にヨーロッパリーグの予選参加権が付与されるリーグ6位に浮上している。

 ブレーメンは次戦、現地時間4月20日にアウェーでバイエルンと対戦。24日にはDFPポカール準決勝で再びバイエルンと対戦という2連戦が控えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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