“お得意様”から豪快ヘッド弾!C・ロナウドのCL準々決勝での「得点率」が驚異的すぎる!

2019年04月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

アヤックス戦では8ゴール目

故障明けにもかかわらず、アヤックス戦で貴重なアウェーゴールを挙げたC・ロナウド。決定力の高さを改めて見せつけた。(C)Getty Images

 ユベントスは4月10日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ(CL)準々決勝・第1レグでアヤックスと1-1と引き分けた。敵地で貴重なアウェーゴールを奪ったのは、故障から復帰したばかりのクリスチアーノ・ロナウドだ。

 3月のポルトガル代表の試合で太腿を負傷したC・ロナウドは、復帰初戦となったこの日、前半終了間際にジョアン・カンセロのクロスに飛び込み、ダイビングヘッドで先制点を奪取。後半早々に追いつかれ、復帰戦を白星で飾ることはできなかったが、改めて存在感を見せつけた。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、CL161試合目の出場で通算125ゴール目(歴代トップ)を決めたC・ロナウドは、とりわけ準々決勝では21戦24発と1試合平均1.14点得点という驚異的な得点率をマーク。また、アヤックス相手に8得点しており、ユベントス(10点)、バイエルン(9点)に続く"お得意様"にしている。

 ちなみに、データサイト『Opta』によると、C・ロナウドはヨハン・クライフ・アレナでのCLで6得点をマーク。これは、ズラタン・イブラヒモビッチと並ぶトップタイという。

 イタリア衛星放送『Sky Sport』は、試合後にユーベのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が「クリスチアーノは別次元にいる選手だと示した」と、賛辞を寄せたと伝えている。

「彼のプレーのタイミングは他のだれとも違う。どうしようもない。何をすべきで、どう相手を叩くかを分かっていた」
 
 2003年にCLデビューを果たしたC・ロナウドが、初得点を記録したのは07年4月。それから12年でゴール数は125に増えた。バルセロナのリオネル・メッシには、17点差をつけている。

 英公共放送『BBC』は、仮にC・ロナウドが今後まったくネットを揺らさず、1試合平均0.81得点のメッシが、そのペースでゴールを重ね続けたとして、このポルトガル代表FWに追いつくには、最短でも20-21シーズンのグループステージになると伝えた。

 だがもちろん、C・ロナウドがここで立ち止まるつもりはないだろう。大舞台で圧倒的な決定力を誇ってきたスーパースターは、第2レグでもチームをベスト4に導くゴールを決めることができるか。現地時間16日に開催される本拠地ユベントス・スタジアムでの一戦に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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