「涙が出そうだ…」ネイマールが不仲説もあった“元祖・王様”をお見舞いしてガッチリ握手!

2019年04月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

月曜日に晴れて退院。病名は「尿路感染症」

すでに離脱期間は3か月に及ぶ。いまだネイマールの復帰時期は明確にされていない。(C)Getty Images

 右足を傷めて戦線離脱中のネイマールが、自身のインスタグラムを更新。同胞の偉大なる"キング"との2ショット写真を公開し、話題を集めている。

 ネイマールが訪れたのは、パリ市内のとある病院だ。お見舞いしたのは、ほかでもないスーパーレジェント、ペレ氏。個室のベッドに横たわっている氏と笑顔で2ショット写真に収まり、激励している様子を公開した。投稿欄には「ふたりのレジェンド!」「観ているだけで涙が出そうだ……」「豪華すぎるショットだね」と、好意的なメッセージが続々と寄せられている。

 じつは両者、年末から年始にかけてメディアを通じ、ひと悶着あった。

 ファウルを受けたネイマールがのたうち回る"過剰演技"が物議を醸して久しいが、これについてペレ氏が言及。ずっと擁護を続けてきたキングだったが、母国ブラジルの新聞社のインタビュー取材でこうぶちまけたのである。

「いまの彼(ネイマール)を、素晴らしいプレー以外の面でこれ以上守るのは難しい。わたしは彼に会うたびにこう伝えてきたんだ。『フットボールの神様は君に才能を与えた。でもいま、君がやっていることはそれを台無しにしている』とね」

 
 これに過敏に反応したのが当のネイマールで、憮然とした表情で「あの発言は興味深かったね。考えはリスペクトするけど、とても僕自身は納得なんかできないよ」と言い放ったのである。

 この数か月はにわかに不仲が報じられていたが……どうやら周囲の杞憂に終わったようだ。

 4月3日、ペレ氏はパリでのイベント中に倒れて緊急搬送され、そのまま入院。そして5日後の今週月曜日、無事に退院した。病状については「本当に耐えられない激痛だった。尿路感染症という病気でね」と明かし、「でもいまは完全に回復したよ」と全快を宣言。老いてますます盛んな78歳である。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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