「ユウタが思わぬミス…」ズウォーレ中山雄太、リーグ戦出場2試合目を達成。勝利に貢献、ファンも祝福! しかし…!?

2019年04月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

左CBで約22分間プレー

セットプレーでの競り合いも冷静に対処。オランダのピッチでもその体格は存在感があり、今後を期待させる出来といえるだろう。 (C) Getty Images

 オランダ・エールディビジ第29節の試合が現地時間4月6日に行なわれ、ズヴォーレはホームにフォルトゥナ・シッタルトを迎えた一戦で5-0と大勝した。

 ズヴォーレ所属のU-22日本代表の中山雄太は、68分にピッチに登場。シッタルトは35分にレッドカードでCBのブラシニアフ・ナージュが退場して1名少なく、かつズウォーレが5点をリードした状況で、試合終了までの20分強を左CBでプレーした。

 数的優利とあって押し込まれるシーンはさすがに少なかったが、ゴール前のセットプレーでの守備にも中山は冷静に対応。中央に放り込まれたクロスを頭で冷静にクリアする局面など始終落ち着いてプレーし、5-0の勝利に貢献した。

 欧州デビューを飾った前々節エメン戦(82分イン)に続き、早くも欧州2試合目をこなした中山。試合後は仲間たちから背を叩かれ、健闘を称えられていた。

 番組の中継を担当したスポーツ専門チャンネル「FOX Sports」の解説者も「途中で出場した選手たちも良かった。ナカヤマも非常に落ち着いてプレーしていたと思う」と評した。

 来年に控える東京五輪代表、そしてひいては日本代表も嘱望される若手選手は、オランダの地で着実に経験を積み重ねていると言えそうだ。

 しかし、試合後の中山が思わぬミスをしていたことが発覚。試合後、サポーターへの挨拶でゴール裏を訪れた中山は、スタッフに渡された端末で勝利にはしゃぐサポーターたちと一緒に"自撮り"を敢行。波打つサポーターの姿を中山が動画で収めようとしたようなのだが、どうやら「押すボタンを間違えていた」ようだ。

 ズウォーレの公式インスタグラムは、この中山の姿を"外側"から撮影した様子を投稿し、「不幸にもユウタは押すボタンを間違えて撮影できていませんでした(笑)。でも、ここにその様子を残しておきます!」と発信。現地サポーターは「(爆笑)」「彼はお気に入りの選手だよ!」「また次にチャレンジして!」と温かく見守っているようだ。

 勝点3を獲得したズウォーレはリーグ暫定11位に浮上。10位ヘーレンフェーンとの勝点差は1ポイントで、残りのリーグ戦5試合でどこまで上位に迫れるかが注目される。次節、現地時間4月13日にアウェーでウィレムⅡと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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