スタンドもSNSも騒然! 久保建英、ポスト直撃2発に圧巻スルーパス、股抜き突破…驚愕のパフォーマンスを連発!

2019年04月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

終盤には自陣から50m超をドリブルで運び、ポストを叩く一撃も

清水戦で久保はゴールこそなかったものの圧巻のパフォーマンスを披露した。(C) SOCCER DIGEST

[J1リーグ6節]FC東京2-1清水/4月6日/味スタ

 驚異の17歳がまたも眩いばかりの輝きを放った。

 今節を2位で迎えたFC東京は清水に先制を許すものの、ナ・サンホ、ディエゴ・オリヴェイラのゴールで逆転勝利。2位をキープした。この試合で、今季から攻撃的MFの定位置を掴んでいる久保建英は、自身のゴールこそなかったものの、90分を通じてスタンドを沸かせる圧巻のプレーを再三に渡り披露している。


 まずは14分、右サイドに位置する久保が起点となった攻撃では、周囲との鮮やかな連係を見せる。東慶悟からのパスを受けるとすぐさま前を向いた久保は、前方に抜け出す室屋成へ絶妙なスルーパス。これは室屋がオフサイドを取られたが、直後の15分には自陣からのカウンターでD・オリヴェイラへのスルーパスを通し、決定的なシーンを演出してみせた。

 そして、前半最大の見せ場となったのは終了間際の46分。右サイドで相手DF4人囲まれた久保は、華麗なダブルタッチで相手の股を抜き、ペナルティエリア内に侵入。角度のない位置から左足でシュートを放つが、これは右ポストに弾かれてしまった。

 後半も前線からの守備に、積極的なシュートと精力的なプレーを見せた久保。圧巻は終盤の81分に見せた一撃だ。自陣で味方からのパスを受けた久保は、マークについた清水の竹内涼を前半同様のダブルダッチで鮮やかにかわすとそのままドリブルで持ち上がる。約50mほどを持ち運ぶと、ペナルティエリア手前で左足を一閃。狙い澄ましたシュートはしかし、またもゴールポストを直撃し、枠の外へと弾かれた。

 結局、ゴールは生まれなかったものの、久保はフル出場し、チームの勝利に貢献している。試合を通じてスタンドを魅了し続けた久保にはSNS上でも称賛が止まない。
 
「久保選手えぐいな」「はやくA代表で観たい」「ちょっと別次元」「バルサじゃなくてもビッグクラブ欲しがるだろ」などと、そのパフォーマンスを絶賛するツイートが多数つぶやかれている。

 久保は今季いまだゴールに恵まれていないが、もはやその瞬間がいつ訪れてもおかしくはないだろう。次節は再びホームでの鹿島戦。昨季アジア王者相手に今季初ゴールがなるか、注目されるところだ。

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