乾貴士のパスをカットされ痛恨の失点…アラベスが連敗で7位に転落

2019年04月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

終始セビージャに主導権を握られ…

2試合ぶりに先発した乾は見せ場を作ることができなかった。 (C) Getty Images

 4月4日(現地時間)に開催されたラ・リーガ30節で、乾貴士が所属するアラベス(暫定6位)は、敵地で欧州カップ戦の出場権を争うセビージャ(暫定8位)との一戦に挑んだ。

 前節のアトレティコ・マドリー戦は、代表戦の疲れも考慮され、加入後7試合目で初のベンチスタートとなった乾は、4-4-2の右サイドハーフで先発した。
 アラベスは立ち上がりからセビージャに押し込まれる。8分にウィサム・ベン・ヤーデルの折り返しにフランコ・バスケスが左足で捉えたシュート、22分にパブロ・サラビアのピンポイントクロスに合わせたムニル・エル・ハッダディのヘッドは、ともに枠を外れてなんとか凌ぐ。

 しかし、ハーフタイムまで持ち堪えられなかった。41分、乾が前線に送ったボールがカットされ、シュートカウンターからロケ・メサに豪快なシュートを叩き込まれ、先制を許す。

 前半はこのまま0-1で終了。アラベスのチャンスらしいチャンスは、ホニがゴール前に送り込んだボールのこぼれ球をホナタン・カレリが詰めてGKに防がれた、33分のシーンぐらいだった。

 後半に入ってもセビージャのペースは変わらず。なかなかいい形でボールをもらえなかった乾は、67分にFWパトリック・トゥマシと交代。シュート0本に抑え込まれた。

 80分にサラビアに追加点を許したアラベスは、決定機を作り出せず0-2で敗戦。連敗でセビージャに抜かれ、7位に転落した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事