「私は父親じゃない!」キックオフ9時間前に夜遊びをしたシティDFにグアルディオラ監督が嘆き節

2019年04月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

ピッチ上でも大きく期待を裏切る。

夜遊びが報じられたメンディ(左)。グアルディオラ監督(右)の信頼を取り戻せるか。(C)Getty Images

 チームメイトたちが試合に臨む9時間前に、マンチェスター・シティのバンジャマン・メンディはナイトクラブで夜遊びに興じていたようだ。イギリスのメディアが4月2日に報じた。

 シティは3月30日、プレミアリーグ第32節でフルアムに2-0と敵地で勝利した。

 膝の故障による長期離脱から復帰したばかりとあって、メンディは遠征メンバーから外れた。すると、ナイトクラブに繰り出して大はしゃぎ。その動画がSNSで拡散されている。時間はキックオフの9時間前、午前3時30分頃とみられている。

『ESPN』によると、ジョゼップ・グアルディオラ監督は4月2日の会見で、「もう自分がすべきことが分かる年齢だ。私は彼の父親じゃない」と、この件についてコメントした。

「もっと早くに帰宅して寝てもらいたいけど、そこまで私が選手たちをコントロールすることはできない。フラストレーションは感じていないよ。私はリラックスしている。そうは見えないかもしれないが、昨夜はかなりよく眠れたよ」

 グアルディオラ監督によれば、メンディは3月30日の練習をこなし、4月3日のカーディフ戦で起用できる状態とのこと。シティはこの一戦に勝てば、リバプールを抜いて首位に浮上する。
 
 メンディには"前科"がある。昨年9月にも、前日にボクシングの試合をロンドンで観戦し、練習に3時間遅刻したことがあった。ESPNは、こうしたメンディのプロ意識の低さに、実際はグアルディオラがいら立っていると伝えている。

 2017年夏にモナコから加入したメンディだが、2シーズン連続で大怪我を負い、大きく期待を裏切っている。それに加えてこの不摂生。名将ペップも頭が痛いことだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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