「バルサがS・ラモスを獲得!」と報じたフランス・サッカー専門誌が“大炎上”!「実現したら世界が終わる」

2019年04月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

ネタ記事にファンが激怒!

マドリーへの忠誠を公言してきたS・ラモスが宿敵バルサへ移籍――。そんなジョークはすぐさま人々の反感を買った。 (C) Getty Images

 エイプリルフールにサッカー界を駆け巡ったジョークが大きな話題となっている。

 現地時間4月1日、フランスのサッカー専門誌『Onze Mondial』は、エイプリルフールにちなんで以下のジョーク記事をウェブサイトに掲載した。

「FCバルセロナがレアル・マドリーのキャプテンに興味を示しており、獲得を強く望んでいる。バルサはマドリーのキャプテンであるラモス獲得のために2億ユーロ(約250億円)の支払いに前向きだということである。この天文学的な数字が現実となれば、ラモスがフットボール史上最高額のディフェンダーになる」

 さらに同誌は、そのネタの根拠として、マドリーのフロレティーノ・ペレス会長とS・ラモスの関係悪化を挙げ、こう締めくくっている。

「ラモスは屈辱的な敗北を喫したチャンピオンズ・リーグのアヤックス戦以来、ペレス会長との微妙な関係が続いており、行きつく答えはバルサ移籍だ。もう秒読み段階となっているビッグディールが実現すれば、両クラブ間の関係性と歴史的かつショッキングな移籍になることは必至だ」
 
 繰り返すが、これはジョークである。だが、妙に真剣みのあるネタを信じ込む人々が殺到。フェイクニュースだと知ったファンたちはSNSで怒りを交えて次のように訴えた。

「嘘にもほどがある」
「もしも、実現したら世界の終わり」
「ピケがいるのにクソ野郎はいらない」
「エイプリルフールだからっていい加減にしてほしい」
「大事件だ!」
「酷いジョーク。センスがない」
「ここまでリアリティーにやるのは汚すぎる」

 4月1日は、多くの企業や芸能人たちが"嘘"をついて話題を提供したが、やはり限度がすぎるのは良くないのだろう。今回の記事によって『Onze Mondial』が株を下げてしまったのは言うまでもない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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