「これはドゲザ?」豪快ミドルを決めた伊東純也、ゴールシーンでサポーターが最も驚いたのは…

2019年04月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

アウェーのアントワープ戦に参加!

ゴールを決めた後、スタジアムの裏へ消えた伊東。フィリップ・クレメント監督も心配そうにしていたが、次戦にも参加できるようだ。 (C) Getty Images

 現地時間3月30日、レギュラーシーズンで首位だったヘンクはホームで行なわれたアンデルレヒトとのプレーオフ1初戦に3-0で勝利した。

 プレーオフ1(PO1)は、レギュラーシーズンの最終的な勝点を半分にした状態で6チームが総当たり戦を実施。PO1に勝利し、リーグ優勝を決めたチームには、来シーズンのチャンピオンズ・リーグ出場権が与えられる。

 この重要な初戦で大活躍をみせたのが、今冬に加入した日本代表MFの伊東純也だ。32分に生まれた先制ゴールの起点となれば、55分には豪快なミドルシュートで、勝利を引き寄せる2点目を決めた。

 接触プレーによる負傷でゴールを決めた直後にピッチを去ったが、ファンとチームが選ぶマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にも選出されている。

 クラブは公式インスタグラムに伊東のゴールシーン動画をアップ。投稿後半日ですでに1万回以上再生され、現地サポーターからは「素晴らしいゴールだ」「さまざまなカメラアングルで楽しめる、最高」「本当に美しいゴール。彼はスペシャルな存在」と絶賛のコメントが寄せられている。

 一方で、一部のサポーターは、ゴールを決めた直後の様子に驚いている様子だ。

「イトウは傷んでいたのか…へんな倒れ方をしている」「彼はムスリムなの?」「これはドゲザ? 彼、謝ってるの?」

 伊東はゴール直前の接触プレーで腰まわりを痛めており、ミドルシュートを決めた後、仲間に祝福されながらピッチに崩れ落ちてしまう。だが、何が起こったのか分からないファンは、喜ばずに倒れ込む伊東の姿が不思議に映っただろう。このように"勘違い"しているファンに対しては、事情を知るサポーターが誤解を解いている。

 この大一番で活躍し、一夜にしてサポーターの心をガッチリと掴んだ伊東。怪我の具合も重傷ではなさそうで、4月2日に行なわれるアウェーのアントワープ戦に参加する選手リストにも名を連ねた。現地メディアもプレー可能と報じている。

 再びサポーターに歓喜をもたらし、勝利に貢献できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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