鹿島育ちの東京五輪世代FWが左足を一閃!DAZN週間スーパーゴール、J2の最高評価を獲得したのは?

2019年04月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

金沢の垣田は試合終了間際の90+1分に大仕事!

空中戦の強さに加え、シュートレンジの広さも見せ付けた垣田。さらに決定力を磨き、世代別代表への復帰を果たせるか。写真:徳原隆元

 J2の最高評価は東京五輪世代の大型ストライカーだ。
 
 4月1日、DAZNは公式ツイッターで「週間スーパーゴール」を発表。3月30日のJ2・6節で生まれた16の得点から、今節は6つのゴラッソが厳選された。
 
 ピックアップされたのは岸本武流(徳島)のランニングボレー、大卒ルーキー・粟飯原尚平(岐阜)が左足で放ったミドルシュート、藤井航大(町田)の豪快なヘディング弾、鈴木孝司(町田)のダイビングヘッド。そして、千葉に今季初勝利をもたらした茶島雄介のFK弾だ。
 
 優劣を付けるには惜しい一撃ばかりが並ぶなか、今節の最高評価には垣田裕暉のコントロールショットが選ばれた。
 

 0-0で迎えた横浜FC戦の90+1分。67分からピッチに入った垣田は杉浦恭平のラストパスをペナルティエリア手前で受けると、利き足ではない左足でシュートを放つ。完璧にコントロールされた一撃は鮮やかな弧を描き、ゴール左隅へ。これが決勝点となり、垣田は限られた時間で結果を残して見せた。
 
 垣田は鹿島から期限付き移籍で金沢に加入して3年目。186センチの大型FWは攻撃の軸として活躍し、昨季はリーグ戦で9得点を記録した。

 東京五輪世代の点取り屋は今季から背番号を10番に変更。久しく遠ざかっている世代別代表入りを目指し、今季も開幕からスタメン出場を続けていた。しかし、なかなかゴールを奪えず、4節の町田戦で先発落ち。この日もベンチスタートになったものの、土壇場で値千金の決勝弾を決めて今季初ゴールを奪った。
 
 父も元鹿島の選手というサラブレットであり、ポテンシャルは十分。得点を積み重ねていけば、世代別代表への復帰も見えてくるはずだ。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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