【船橋招待】強豪を次々に撃破した京都橘が大会制覇!2位は前橋育英、ホスト校の市立船橋は…

2019年04月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

京都橘が4勝2分の好成績で優勝!

精鋭を揃え、今季は期待が懸かる京都橘。2年ぶりの全国出場に向けて好スタートを切った。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 3月31日、第24回船橋招待U-18サッカー大会の最終日が行なわれ、京都橘が大会を制した。
 
 ユースや高体連の強豪チームが全国から一堂に会した今大会。ホスト校の市立船橋や、高校サッカー選手権を制した経験を持つ前橋育英、東福岡、広島皆実、中島翔哉や小林祐希を輩出した東京Vユース、高校年代最高峰のプレミアリーグWESTに所属する名古屋U-18など、計15チームが3日間の日程でしのぎを削った。
 
 大会のレギュレーションは最初の2日間で1チーム4試合(1日2試合、組み合わせはランダム)の予選リーグを実施。最終日の決勝リーグは予選の成績や地域性を加味した上で2試合を行ない、3日間計6試合の総合成績で順位を決定する形で開催された。
 
 京都橘は初日に仙台ユース、東京Vユースを撃破。2日目には市立船橋を下して3連勝を決め込むと、その後の矢板中央戦は引き分けて無敗をキープした。最終日は東福岡に3-2で勝ち切った一方で、前橋育英戦は1-1でドロー決着となったが、見事に優勝を果たした。
 
 京都橘は小屋松知哉(現・京都)、岩崎悠人(現札幌)などを輩出した強豪校。2012年度には高校サッカー選手権で2回目の出場ながら準優勝を果たし、2014年からの2年間はプレミアリーグWESTに参戦した実績を持つ。

 昨年は夏のインターハイ、冬の選手権ともに出場を逃しているが、その実力は関西トップクラス。今季はプロ注目のレフティ・高木大輝(新3年)、U-17代表のFW西野太陽(新3年)、G大阪Jrユース出身で1年次からレギュラーを務める司令塔の佐藤陽太(新3年)など、期待を集めるタレントがずらりと揃う。
 
 対戦相手はランダムで試合時間も25分ハーフで行なわれたため、この結果がすべてだとは言えない。ただ、2位に入った前橋育英と引き分け、6位の東福岡、11位の市立船橋といったプレミアリーグ勢から勝利を挙げた点は評価に値する。少なくとも今シーズンを占う前哨戦を制した京都橘が2年ぶりの全国出場に向け、幸先の良いスタートを切ったのは間違いない。
 
 大会結果は下記の通り

1位:京都橘
2位:前橋育英
3位:國學院久我山
4位:帝京長岡
5位:名古屋U-18
6位:東福岡
7位:千葉U-18
8位:桐光学園
9位:仙台ユース
10位:東京Vユース
11位:市立船橋
12位:広島皆実
13位:矢板中央
14位:静岡学園
15位:徳島ユース

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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