首位パース撃破に貢献!
攻守に渡って獅子奮迅の活躍を見せた本田に、オーストラリア・メディアからも絶賛の声が相次いだ。 (C) Getty Images
タイトルレースへの生き残りが懸かった一戦で、日本サッカー界のカリスマが魅せた。
現地時間3月30日、オーストラリア・Aリーグ第23節が行なわれ、3位のメルボルン・ビクトリーは首位パース・グローリーを2-0で破った。
この試合で決定的な働きをしてみせたのは、メルボルン・Vの本田だ。この日も4-3-1-2の右インサイドハーフで先発出場を飾った背番号4は、立ち上がりから文字通りエンジン全開。中盤でボールを受け、チームのビルドアップを巧みに操舵したかと思えば、ゴール前まで攻め上がってシュートを放つなど、積極的な姿勢を見せた。
そんな本田に、この日、最大の見せ場が訪れたのは、チームが1点をリードして迎えた67分だ。
メルボルンのテリー・アントニスが放った浮き球のパスが、ペナルティーエリア内で相手DFスコット・ネビルの腕を直撃。これがVAR判定の末にPKとなると、この絶好機にキッカーとなった本田は左足で冷静にゴール右へ蹴り込んで、今シーズン7ゴール目を奪った。
4試合ぶりのゴールを決めた本田の活躍もあって、メルボルン・Vは勝利。首位パースとの勝点差を「7」に縮め、大逆転優勝へ望みを繋いだ。
現地時間3月30日、オーストラリア・Aリーグ第23節が行なわれ、3位のメルボルン・ビクトリーは首位パース・グローリーを2-0で破った。
この試合で決定的な働きをしてみせたのは、メルボルン・Vの本田だ。この日も4-3-1-2の右インサイドハーフで先発出場を飾った背番号4は、立ち上がりから文字通りエンジン全開。中盤でボールを受け、チームのビルドアップを巧みに操舵したかと思えば、ゴール前まで攻め上がってシュートを放つなど、積極的な姿勢を見せた。
そんな本田に、この日、最大の見せ場が訪れたのは、チームが1点をリードして迎えた67分だ。
メルボルンのテリー・アントニスが放った浮き球のパスが、ペナルティーエリア内で相手DFスコット・ネビルの腕を直撃。これがVAR判定の末にPKとなると、この絶好機にキッカーとなった本田は左足で冷静にゴール右へ蹴り込んで、今シーズン7ゴール目を奪った。
4試合ぶりのゴールを決めた本田の活躍もあって、メルボルン・Vは勝利。首位パースとの勝点差を「7」に縮め、大逆転優勝へ望みを繋いだ。
フル出場でチームの連勝に大きく貢献した本田には、オーストラリア・メディアも賛辞を送っている。
オーストラリア・メディア『The World Game』は、「メルボルンが栄光を勝ち取ってタイトルレースに生き残る!」と銘打ったマッチサマリーのなかで、本田のプレーを次のように描写した。
「これが、日本の伝説であるホンダだ。緊張感のある場面にもかかわらず、地を這うシュートを突き刺し、何の問題もなく得点を決めたのだ。この一戦にメルボルンが勝ったことで、Aリーグのタイトルレースはまだ進行中となった」
また、『Fox Sports』が「ケイスケ・ホンダがメルボルンを勝利に導いた」と称えれば、豪紙『Standard』も「ケイスケ・ホンダがパース撃破に貢献した。彼が首位チームに土を付けさせ、メルボルンを生き残らせたのだ」と絶賛している。
Aリーグは残り4試合。大逆転での優勝を目指すメルボルン・Vには、もう一つの試合も落とせない状況が続くが、果たして大願を成就させられるだろうか。その厳しいなかでの本田のパフォーマンスに注目したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部