【磐田×鹿島】内田篤人と山田大記の“ほっこり”とした絡み。軽く頭をはたかれたのは…

2019年03月30日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「一回、謝りに行ったんですけど、大きな声で呼ばれたんで(笑)」

内田(左)と山田(右)が激しく接触。山田は心配していたが、内田は「よくあること」と意に介していない。写真:徳原隆元

[J1第5節]磐田1-1鹿島/3月30日/ヤマハスタジアム
 
 39分だった。磐田の山田大記と鹿島の内田篤人が激しく接触する。直後、内田が右膝を抱えて倒れ込む。山田が心配して声をかける。
 
「わざとではなかったんですけど、膝と膝がぶつかってしまった感覚があって。篤人君がサポーターをしているほうの足だったので」(山田)
 
 結果的に、大事には至らなかったが、プレーが再開される直前、内田は「やまだー! 来い!」と、遠くにいた山田を呼び寄せる。
 
 ダッシュで内田の元に戻った山田。「一回、謝りに行ったんですけど、大きな声で呼ばれたので(笑)。もう一回、謝りに行きました」と、当時を振り返る。
 
 その時、内田は"ダメだぞ"とたしなめるような感じで、山田の頭を軽くはたく。その仕草からは、両者の良好な関係性が見て取れた。
 
 内田自身、「サッカーではよくあること」と意に介していない。試合を通じて、局面ごとに激しいマッチアップが繰り広げられたゲームだったが、内田と山田の"ほっこり"とした絡みも、見どころのひとつだった。
 
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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