３月30日、各地でJ２の６節が行なわれ、味の素スタジアムでは東京Vと柏が対戦。ホームの東京Vは、前半の終盤に林陵平と小池純輝がゴールを奪って２－０で勝利を挙げた。
 
　東京Vは立ち上がりから柏にボールを支配されたものの、CBの近藤直也、ボランチのリ・ヨンジを中心に粘り強く守って得点を与えない。

　すると、この頑張りに攻撃陣が応える。38分に端戸仁の右クロスに林がニアでダイビングヘッド。渾身の一撃はネットに吸い込まれ、今季初めて先制に成功した。直後の40分にはリ・ヨンジのスルーパスに小池が右サイドを抜け出し、技ありのループショットでリードを広げる。
 

　後半も守勢に回る時間が多くなり、クリスティアーノやオルンガに決定機を作られた。だが、ギャリー・ホワイト監督は71分に端戸を下げ、田村直也を投入。布陣を５－４－１に変更し、逃げ切りを図った。その後も度々危険にさらされたが、GK上福元直人らの守備陣が集中を切らさない。
 
　２－０で勝ち切った東京Vは３試合ぶりの勝利を掴み、今季２勝目を挙げた。一方の柏は決定力を欠き、２試合連続で無得点。今季初めて連敗を喫した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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