バルサがまさかの大失態!期待の新星への契約延長打診メールを“宿敵”に誤送信

2019年03月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

両クラブとも事実を認めている

このS・ロベルト以降、トップチームに定着した下部組織出身者がいないバルサ。有望な若手の引き抜きにも苦しんでいる。(C)Getty Images

 バルセロナのカンテラ(下部組織)で高い評価を受けているMFイライシュ・モリバには、多くのクラブが関心を寄せている。そのため、バルサは16歳の新星の流失を避けるべく、契約延長に動いていた。

 だが、ひとつのミスで契約延長交渉を台無しにする恐れがあったという。『ESPN』は3月28日、バルサがモリバへの契約延長オファーのメールを、あろうことか地元のライバル、エスパニョールのテクニカルディレクター宛てに誤送信していたと報じた。

 報道によれば、バルサはモリバに対して、ユース選手としてはトップクラスの待遇となる新契約を準備。最終合意を取り付けるべく、代理人にメールでオファーを送った。その宛先が間違えていたという。

 エスパニョール側が驚いたのは当然だ。ただ、いくらライバルチームとはいえ、放置はせずに宛先の違うメールが届いたことを連絡。その報告を受けたバルサは、モリバの代理人へのメールを再送信したという。ESPNは、両クラブはこの事実を認めたと報じている。
 

 先日のスペインのU-19代表で負傷したモリバは、一足早く今シーズンを終えることになる模様。だが、来シーズンからはフベニールA(U-19)からBチームに昇格する見込みだ。

 将来有望な若手を、メールの誤送信で失うことになっていたら……。担当者は肝を冷やしたに違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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