クラブOBの名波浩氏を新監督に招聘した磐田は、前田と松浦の２発で2-0と愛媛を下し、再スタートを白星で飾った。連動した守備と球際の強さで相手のシュートをわずか２本に抑え、20節・山形戦以来の完封勝利を手にした。
 
　２位・松本は11位・札幌に1-2で敗戦。２点をリードされた53分、相手のクリアミスを船山が決めて１点差に迫るも、その後、チャンスを最後まで活かすことができなかった。
 
今節のベストイレブン、自身のシーズン得点記録を更新した大黒を３トップの真ん中に。
 
　３トップは２得点で群馬を３連勝に導いたD・ロビーニョ、シーズン自己最多得点記録を更新した京都の大黒らで形成。北九州の渡、福岡のパク・ゴンら４人が初選出。

【J２・34節｜ベストイレブン】※回数は今シーズンの選出回数
 
［GK］
山岸範宏（山形）３回目
［DF］
パク・ゴン（福岡）初
石井秀典（山形）２回目
新里　亮（水戸）初
［MF］
渡　大生（北九州）初
上里一将（札幌）初
小林祐希（磐田）２回目
酒井宣福（福岡）３回目
［FW］
平繁龍一（群馬）２回目
ダニエル・ロビーニョ（群馬）３回目
大黒将志（京都）８回目
 
【34節の試合結果】
 
熊本0-1 北九州
松本 1-2 札幌
富山 1-2 福岡
岡山 1-1 水戸
大分 1-1 長崎
山形 4-0 讃岐
磐田2-0 愛媛
群馬 2-0 栃木
京都 2-1 横浜FC
千葉 0-0 東京V
湘南 0-0 岐阜
 
※週刊サッカーダイジェスト10.14号（９月30日発売号）より