スペイン・バルセロナで開催されるU-12 世界大会!「ダノンネーションズカップ」の男女出場2チームがついに決定!

2019年03月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

ヴァンフォーレ甲府U-12が3大会ぶりに世界戦へ!

世界大会への出場権を手にした2チーム。写真上「ヴァンフォーレ甲府 U-12」(男子)、写真下「千葉中央FC U12 ガールズ」(女子)。

 今年10月にスペインのバルセロナで行なわれるU-12 の世界一を決めるFIFA公認の国際サッカー大会「ダノンネーションズカップ」への出場権を懸けた「ダノンネーションズカップ2019 in JAPAN」の本大会2日目(最終日)が3月24日に駒沢オリンピック公園総合運動場で開催され、女子大会では「千葉中央FC U12ガールズ」が連覇を達成。男子大会では3大会ぶりに「ヴァンフォーレ甲府U-12」が優勝を果たした。

 男子大会の決勝トーナメントでは、地方予選を勝ち上がってきた「川崎フロンターレU-12」や、「浦和レッズジュニア」、「横浜F・マリノスプライマリー」のほか、昨年ベスト8の「江南南サッカー少年団」や「レジスタFC」など、前日のグループ予選を勝ち上がった16チームによって熱戦が繰り広げられた。

 決勝に勝ち上がったのは、甲府U-12と清水エスパルスU-12清水。試合は、開始早々の5分に、甲府が相手の守備の隙を突いて先制すると、すぐさま追加点を挙げて2-0に。かたや清水も後半に入ってから猛反撃を見せるも、得点が遠く、試合はこのまま終了。2016年大会優勝の甲府U-12が3大会ぶりとなる世界大会出場を決め、日本王者として見事にスペイン・バルセロナへの切符を手にした。
 
 一方、女子の決勝では、千葉中央FC U12ガールズとバティFCが激突。昨年の決勝と同カードとなった決勝戦は、お互いにチャンスを作るも両者譲らず0-0でPK戦に突入。千葉中央FC U12ガールズがPKスコア3-2で勝利を収めた。
 
 決勝戦で解説を務めた大会アンバサダーの前園真聖氏は、本大会を勝ち抜き、日本代表となった男子・女子の2チームに対しコメントを発表。
 
「女子の決勝は昨年と同じ組み合わせになりましたが、PK 戦までもつれ込んだ試合の中で、千葉中央FC U12ガールズは普段通り冷静に戦えたことが良かったと思います。世界大会でも普段通りの力を出して、後悔することなく戦ってきてほしいです。男子は、ヴァンフォーレ甲府U-12 がチームとしてまとまりがあり、自分たちのやりたいサッカーができていたと思います。是非とも世界大会では自慢のチーム力を活かして、前回以上の成績を残してきてほしいと思います」
 
 また自身が海外でのプレー経験も豊富なことに重ね、「世界を実際に肌で感じて思い切りプレーしてきて欲しいと思います」とエールを送った。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事