【日本代表】CFとして先発か。鎌田大地はボリビア戦へ「前で我慢してチャンスを待ちたい」

2019年03月25日 本田健介(サッカーダイジェスト)

「距離感が近いのでやりやすいと思う」

ボリビア戦へ向けてトレーニングを行なった日本代表。鎌田は笑顔を見せた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 3月23日のコロンビア戦(日産スタジアム)は0-1で敗れた日本代表は、同26日にノエビアスタジアム神戸でボリビアと対戦する。
 
 森保一監督は、「できれば招集した全選手を使ってあげたいという想いはあります。基本的には総替えで戦うつもりです」と語っているだけに、コロンビア戦の先発からは大幅に顔ぶれを変えそうだ。
 
 ちなみにエースの大迫勇也を欠くなか、指揮官はコロンビア戦では初選出の鈴木武蔵をCFに抜擢。その下にセカンドトップとして南野拓実を起用したが、ボリビア戦で予想されるのが、CF鎌田大地、セカンドトップ香川真司という組み合わせだ。鎌田といえば元々は技巧派のMFだったが、所属するベルギーのシント=トロイデンではより高いポジションで使われるようになり、得点能力を発揮。
 
 コロンビア戦でも79分からCFとして登場して代表デビューを果たしたが、時間が限られていたため、アピールとはならず。それでも「この間は短い時間でチャンスを作らなくちゃいけなかったですが、次は上手く我慢しながらチャンスを待ちたいです」と意気込みを語った。
 
 森保監督からCFとして求められているのは、できるだけ最前線にポジショニングすることで、「下りないようにしています」と話す。不慣れな役割とはなるが、抜群のキープ力を誇るだけに前線での起点にはなれそうで、「日本らしくパスを回せる。距離感が近いのでやりやすいと思います」と、香川らと連係しながら、パスワークで相手の守備を崩すイメージを浮かべる。
 
 コロンビア戦は森保ジャパンとして初めて無得点で試合を終えただけに、ボリビア戦では前線の選手たちの奮起が求められる。その中心を鎌田が担えるのか、注目したい。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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