ヴィッセル神戸所属の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが、親友である名力士の応援にふたたび駆け付けた。

　３月24日、大阪市内で行なわれた大相撲・春場所の千秋楽。勝てば優勝が決まる白鵬は、鶴竜との横綱対決を見事に制し、通算42度目のＶを飾った。通算15度目となる全勝優勝とともに、歴代最多回数を更新。またひとつキャリアに偉業を書き加えた。

　この一戦を見届けたポドルスキは、表彰式後に支度部屋を訪問。自身のインスタグラムにともにガッツポーズを見せ、歯を食いしばる白鵬との２ショット写真を掲載し、「ひとつのセルフィー（自撮り写真）、ふたりのチャンピオンだ！　僕の友人である白鵬がふたたび王者に輝いたことに特大の祝福を」との文章を添えた。

 

　今場所５日目にも激励に訪れていたポドルスキ。すっかり大相撲の魅力にとりつかれているようで、先のＪ１リーグ第４節の清水エスパルス戦で今季初ゴールを決めた際には、横綱直伝の"四股パフォーマンス"も飛び出したほど。投稿欄では「つぎ、ケルンやなくて角界入りするんやろ？ポルディ」との鋭いツッコミも入った。

　サッカー以外にも、バスケットボールやアイスホッケーをプレーするのが好きで、SNSでその様子をよく公開している。スポーツ万能の33歳だけに、いよいよ次はまわし姿で土俵に上がる姿も……公開してくれるかもしれない。

　いずれにせよ、日本の国技へのリスペクトを忘れないポルディであった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部