３月24日、J２・５節の５試合が各地で行なわれた。
 
　J２初昇格ながら開幕４連勝で首位に立つ琉球は敵地で山形と対戦。試合前には積雪するなど、厳しい寒さのなかで開催された一戦は１点を争う好ゲームとなる。前半はともに決め手を欠いて０－０。迎えた後半、琉球は64分、富所悠がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。これを鈴木孝司が難なく決め、ついに先制点を奪った。

　その後は粘り強く戦い、１点を死守。残り５分を守り切ればというところまで、時計の針を進める。しかし88分、FKから山形の熊本雄太に同点弾を決められ、痛恨のドロー。首位はキープしたものの、開幕５連勝は果たせなかった。
 
　今季Ｊ最速の４節目終了後に監督交代を断行した千葉は、ホームで京都と対戦。江尻篤彦新監督のもと、今季初勝利を目指したものの、21分に小屋松知哉に先制点を奪われて苦しい展開となる。それでも76分に船山貴之の左CKで好機を作ると、最後は新井一耀が押し込んでスコアをタイに戻す。このまま試合は終了し、千葉は江尻体制の初陣は勝点１を得るに止まった。
 
　そのほかでは町田が鹿児島を１－０で下し、開幕戦以来となる勝利を掴んだ。また、徳島と対戦した東京Vは、土壇場で追い付いて１-１で引き分け、山口は栃木に０－１で敗れている。栃木は２連勝とした。

　５節を終えた時点で首位は琉球、２位には柏が付けている。一方で下位争いに目を向けれると、千葉が最下位に転落。J2で唯一今季未だに勝利がなく、苦戦を強いられている。
 
【千葉 １-１ 京都 PHOTO】江尻監督新体制の初陣は新井がフクアリで初ゴールを決めドロー発進！

【ジェフ千葉PHOTO】美女チア「ジェットスフィーン」、熱きジェフサポーター特集！


構成●サッカーダイジェストWeb編集部