Ｊリーグは３月20日、7 月19 日に日産スタジアムで開催する「明治安田生命Ｊリーグワールドチャレンジ」の川崎フロンターレの対戦相手がイングランド・プレミアリーグのチェルシーに決定したと発表した。
 
「明治安田生命Ｊリーグワールドチャレンジ２０１９」は、Ｊリーグとして海外の強豪クラブを招いてＪ１クラブと対戦する「Ｊリーグインターナショナルシリーズ」として開催。Ｊクラブの国際試合経験機会の創出、魅力あるサッカーを多くの方々に体感してもらうのが主な目的だ。
 
　チェルシーはプレミアリーグで５度の優勝を誇る名門クラブ。欧州の舞台でも結果を残し、2011－2012年シーズンにはチャンピオンズ・リーグ（CL）を制した実績も持つ。今季はプレミアリーグで17勝６分７敗の６位に低迷するも、ヨーロッパリーグ（EL）ではベスト８に進出している。
 

　ベルギー代表のエデン・アザールやフランス代表のエヌゴロ・カンテなど世界的な名手を揃えるチェルシーとの対戦が実現したことに関して、村井満チェアマンも「現在リーグ戦２連覇中の川崎フロンターレがチェルシーＦＣ相手にどこまで通用するのか、今から楽しみでなりません。Ｊクラブを代表して戦う川崎には『勝利』という結果も期待しています」とJリーグを通じてコメント。中村憲剛、小林悠、家長昭博、レアンドロ・ダミアンらを擁するJ１王者がどのような戦いを見せるのか興味は尽きない。

　今夏はプレシーズンマッチで横浜とマンチェスター・シティが対戦することも決まっており、そこに続く欧州勢との対戦に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部