バロテッリ、宿敵パリSGを挑発するための「仕掛け」を用意していた!? 本人はSNSで怒りの否定も…

2019年03月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

GK退場による交代でゴールは奪えず…

このユニホームの下に着ていたものは、果たして……。 (C) Getty Images

 3月17日(現地時間)に行なわれたリーグ・アン第29節、伝統の一戦「ル・クラシック」で、マルセイユは1-3でパリ・サンジェルマンに敗れた。

 1月にニースから移籍して以来、リーグ戦7試合で5ゴールを挙げるなど好調だったマルセイユのマリオ・バロテッリは、62分にGKステーブ・マンダンダが退場になったのを受けて交代。大一番でゴールを決めることができないまま、ベンチに下がることを余儀なくされた。

 もしもピッチに残り、ネットを揺らしていたら、バロテッリはパリSGのサポーターを激怒されるような「ゴールセレブレーション」を用意していたという。『ESPN』によると、地元メディアは、バロテッリがマンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラッシュフォードのTシャツを着こんでいたと報じた。

 ラッシュフォードはチャンピオンズ・リーグ(CL)ラウンド・オブ16の第2レグで、終了間際にユナイテッドを準々決勝に導くPKを決めた選手だ。敵地での第1レグで2-0と勝利しながら、ホームでまさかの逆転敗退という屈辱を味わったパリSGにとっては、見たくもない顔だろう。

 バロテッリは、そのラッシュフォードのTシャツを用意していたというのだ。Tシャツではなく、ラッシュフォードのお面だったとの報道もあるが、いずれにしても、バロテッリはパリSGを挑発するつもりだったとされている。

 しかし、バロテッリ本人は18日、インスタグラムのストーリーで「ウソ」と報道を否定。「俺に関するフェイクストーリーを作るのはやめろ」と怒りを露にした。

 バロテッリが挑発を準備していたかどうかは分からない。確かなのは、バロテッリが得点を挙げることはできず、マルセイユがビッグマッチを落としたという結果だ。これにより、来シーズンのCL出場権を狙っている4位マルセイユと3位リヨン勝点差は、6に広がっている。

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