今季最速の監督交代…千葉がエスナイデル監督との契約解除を電撃発表、後任は現時点で未定

2019年03月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

就任3年目の今季は2分2敗で開幕から未勝利が続いていた。

現時点でエスナイデル監督の後任は未定。決まり次第発表するとしている。写真:田中研治

 3月17日、ジェフユナイテッド千葉はフアン・エスナイデル監督との契約を同日付で解除した。
 
 エスナイデル監督は現役時代にレアル・マドリーやユベントスなどでプレーしたFWで、アルゼンチン代表としても3試合に出場している。引退後は指導者の道に進み、スペインのレアル・サラゴサやヘタフェなどで采配を揮った。
 
 2017年から指揮を執る千葉では就任1年目から独自のカラーをピッチ内外で打ち出し、ハイライン&ハイプレスの戦術や食事改革を実行。序盤戦は勝点に恵まれなかったものの、終盤に怒涛の追い上げを見せた。最終的にはクラブ新記録の7連勝でJ1昇格プレーオフ(現J1参入プレーオフ)圏内の6位でフィニッシュ。この年は昇格を果たせなかったが、大きな可能性を示した。
 

 だが、2年目の昨季は思うように勝点を積み上げられず、16勝7分19敗の成績でクラブ最低の14位に低迷。捲土重来を期した3年目の今季も開幕から調子が上がらず、3節の時点で1分2敗となって最下位に沈んでいた。

 迎えた3月17日の4節・水戸戦は14分に為田大貴のゴールで先制。だが、後半アディショナルタイムに同点にされて今季初勝利を土壇場で逃し、クラブは4節で体制に見切りを付けた。
 
 今季のJリーグでは最速の監督交代劇。後任については現時点で未定となっており、クラブは決まり次第発表するとしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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