後半から“別人”になった堂安律が攻撃を牽引!「一触即発」の激戦を制したフローニンヘンが8位に浮上!

2019年03月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半は厳しいマークに苦しむ

チーム最多の3本のシュートを放った堂安。後半は攻撃を牽引した。(C)Getty Images

 現地時間3月17日に開催されたオランダ・エールディビジ26節で、フローニンヘンはADOをホームに迎え、1-0で勝利。7戦負けなしとし、10位から8位に浮上した。

 出場停止で前節のユトレヒト戦を欠場した堂安律は4-4-2の右サイドハーフでスタメンに名を連ね、板倉滉はベンチスタートとなった。

 最初の決定機はフローニンヘン。14分、右SBデヨファイシオ・ゼーファイクからのクロスをFWカイ・シールハイスがボレーで追わせるも、惜しくも枠を外れる。

 ディオン・マローネに際どいシュート打たれた22分のピンチを凌いだホームチームは34分、CKがラックス・イメルスに当たってオウンゴールとなり、ラッキーな形で先制点を奪う。

 ファウルをきっかけに、両チームが入り乱れても揉み合いになるなど、激しい展開となったこともあり、なかなかボールに絡めなかった堂安は、前半のタッチ数がチームワースト2位の19回。シュートもゼロに終わり、ゼーファイクへのスルーパスでチャンスを作った28分のシーンが唯一の見せ場だった。
 
 後半に入ってようやく動きがよくなった堂安は66分、ゴール正面から左足を一振り。ようやく1本目のシュートを放つも、これはGKにキャッチされる。その1分後には、ミムン・マヒのシュートをGKが弾いたところに詰めるたが触るのが精一杯で、ゴールにはねじ込めなかった。

 70分にはこの日本代表MFのクロスをGKがこぼしてあわやゴールというシーンがあったが、パス交換から敵のDFラインを崩しながら右足のシュートが枠を捉えられなかった72分の決定機とともに、得点は奪えなかった。

 試合はこのまま1-0で終了。惜しくも今シーズン5点目は逃したとはいえ、後半は見違えるような動きを見せた堂安。良いイメージのまま、代表戦に臨めそうだ。

 なお、板倉のエールディビジ・デビューはこの日もお預けとなっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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