失意のアトレティコに激震!バルサが再びグリエーズマン獲りへ…本人もやぶさかではない⁉

2019年03月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

6月末までなら1億2000万ユーロで獲得可能とも

アトレティコの絶対的エースとして君臨するグリエーズマン。バルサへの移籍報道が再熱した。(C)Getty Images

 アトレティコ・マドリーは3月16日(現地時間)、ラ・リーガ第28節でアスレティック・ビルバオに敵地で0-2と敗れた。17日のベティス戦で首位バルセロナが勝てば、勝点差は10ポイントに開く。

 チャンピオンズ・リーグでユベントスに逆転負けを喫したのに続き、リーガでも優勝の可能性が薄まりつつある。ディエゴ・シメオネ監督のチームにとっては、悪夢のような1週間となってしまった。

 加えて、フランスから届いたニュースは、アトレティコ・サポーターの心をさらに暗くさせるかもしれない。『L'Equipe』紙が、昨年に続いてバルセロナがアントワーヌ・グリエーズマンの獲得に動いていると報じたのだ。

 それだけではない。グリエーズマン本人も去就について考えはじめているという。昨年は残留かバルセロナ移籍かで揺れた末に、最終的にアトレティコで戦い続けることを選んだが、無冠に終わる可能性が高い現状を受けて、今後について再び検討し始めているという。
 
 昨夏、残留を決意したグリエーズマンは、アトレティコとの契約を2023年まで延長した。この時、2億ユーロ(約260億円)という破格の契約解除金が設定されている。

 だが、L'Equipeによれば、今年の6月末までにグリエーズマンを獲得する場合は、1億2000万ユーロ(約156億円)で手に入れることができる契約になっているという。例えば、不振に喘ぐフィリッペ・コウチーニョを売却すれば、十分に捻出できる金額だ。

 来シーズンに向け、すでにアヤックスからフレンキー・デヨングの加入が決定しているバルセロナが、さらに2年連続でグリエーズマン獲得にチャレンジするのか。そして、フランス代表FWは、「残留宣言」から1年でアトレティコを離れるのか。今後の展開から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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