ジダン新監督が復帰初戦で驚きの選手起用!イスコ、ベイル、マルセロ、ナバスら前政権の“冷遇組”をスタメンに!  

2019年03月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

4-3-3ではなく、4-4-1-1を採用

マドリー・ファンから大歓声で迎えられたジダン。復帰初戦から大胆な選手起用を見せた。(C) Getty Images

 3月11日にサンティアゴ・ソラーリを解任し、ジネディーヌ・ジダン監督が電撃復帰したR・マドリーは3月16日(現地時間)、ラ・リーガ28節で降格圏に沈むセルタをホームに迎えた。
 
 ジダンの復帰初戦として注目を集めたこの試合で、フランス人指揮官がピッチに送り込んだのは驚きの11人だった。
 
 アンカーのカゼミーロを出場停止で欠いたこともあり、システムはソラーリ時代の4-3-3ではなく、4-4-1-1を採用。GKには、なんと前政権下では2番手だったケイラー・ナバスを起用した。
 
 左SBは若手のセルヒオ・レギロンにポジションを奪われていたマルセロで、CBはセルヒオ・ラモスとラファエル・ヴァランヌ。ダニエル・カルバハルが故障中の右SBには、アルバロ・オドリオソラが入った。
 
 セントラルMFは、ルカ・モドリッチとトニ・クロースで、ルーカス・バスケスとヴィニシウス・ジュニオールの故障もあり、両サイドハーフは、右にガレス・ベイル、左にマルコ・アセンシオ。そして1.5列目にはソラーリから完全に干されていたイスコを抜擢し、CFにカリム・ベンゼマを配した。
 
 故障者が多いという事情があるとはいえ、ソラーリ時代に冷遇されていたイスコ、ベイル、マルセロ、ナバス、アセンシオを先発で起用する大胆な策を打ったジダン。はたして結果は――。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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